ノートPCをサブモニターとして使う方法!Miracast・Spacedesk・Chromeリモートデスクトップの設定手順
おさえておきたいポイント
- Windows 10同士なら「Miracast」がおすすめ。設定 > システム > このPCへのプロジェクションから手軽に設定できます。
- 両方のPCがWindows 10でない場合は、Spacedeskなどのサードパーティ製ソフトや、Googleの無料サービス「Chromeリモートデスクトップ」を活用しましょう。
この記事では、Miracast・サードパーティ製アプリ・リモートデスクトップの3つの方法を使って、ノートパソコンをセカンドモニター(サブディスプレイ)として追加する手順を詳しく解説します。
MiracastでノートPCをモニターとして追加する方法
Windows 10には「Miracast」というワイヤレス投影機能が標準搭載されており、今使っているPCの画面を別のPCへ簡単に映し出せます。必要な条件は、両方のPCがMiracastに対応した比較的新しいWindows 10で動作していることだけです。この条件を満たしていれば、ノートPCをモニター代わりにする最も簡単な方法といえます。
モニターとして使いたいノートPCで、スタートメニューを開き「設定」と入力して設定アプリを起動します。
設定画面でシステムを選択します。
ディスプレイ画面の左側メニューからこのPCへのプロジェクションを選択します。

次の画面で、1つ目のドロップダウンを「利用可能なすべての場所」に、2つ目を「接続が要求されたときは毎回」に設定します。3つ目はPINコードによる認証を求めたい場合のみ「常に」を選択し、通常は「しない」のままで構いません。

ウィンドウ内に表示されているPC名は必ず控えておきましょう。後ほど別のWindows 10 PCから投影する際に必要になります。
次に、画面を投影する側のPCへ切り替えます。デスクトップ右下の通知アイコンをクリックし、接続を選択します。

システムがワイヤレスディスプレイの検索を開始し、利用可能な機器の一覧が表示されます。先ほど設定したノートPCがリストに現れるので、選択して接続しましょう。

別のアクセス方法として、Windowsの設定からシステム > ディスプレイと進み、「複数ディスプレイ」セクションの「ワイヤレスディスプレイに接続」を選択しても、同じ検索画面を開けます。
投影先のノートPCには「接続中」を知らせる通知が表示されます。好みの権限設定を選んでください。今後この通知を出したくない場合は「常に許可する」を選ぶと便利です。

接続が完了すると新しいウィンドウが開き、投影元(メインPC)の画面がノートPCに表示されます。
なお、Windows 11でも「設定」>「システム」>「プロジェクション」からほぼ同じ手順でワイヤレスディスプレイへの投影が可能です。
サードパーティ製アプリでノートPC画面へ投影する方法
両方のPCがWindows 10(または11)でない場合は、サードパーティ製アプリを使えば画面をノートPCに投影できます。ここでは例として無料ソフト「Spacedesk」を紹介します。Spacedeskでは、投影元のPCにメインプログラムを、投影先のPCに「Viewer」をそれぞれインストールする仕組みです。
まず、画面を送り出す側のノートPCにSpacedeskをダウンロードしてインストールします。Windows 10・8.1の32ビット/64ビット両方に対応しています。
インストール後、タスクバーの通知領域からSpacedeskアイコンを選択します。サーバーウィンドウが開くので、ステータスが「ON(idle)」になっていることを確認します。

ステータスがOFFの場合は、ウィンドウ左側の三点リーダー(…)をクリックしてONに切り替えましょう。
次に、投影先となるノートPCにSpacedeskのViewer版をインストールします。インストール完了時に「Launch spacedesk Viewer」を選択すればすぐ起動できます。ViewerはWindows・iOS・Android向けに提供されており、どの環境でも操作性は共通しています。
Viewerアプリを起動すると、ネットワーク上のサーバーが自動検出されます。該当するサーバーを選択すると、Viewerを動かしているノートPCが、Serverソフト稼働中のPCの拡張ディスプレイとして機能します。

最後に、メインPCのディスプレイ設定から、拡張ディスプレイの解像度や配置位置をお好みに合わせて調整しましょう。

Spacedesk以外にも、同様の目的で使えるソフトウェアは複数あります。
- Synergy
- Input Director
- UltraMon
Chromeリモートデスクトップを使う方法
ノートPCをモニターとして使うもうひとつの手軽な手段が、Googleが無料で提供する「Chromeリモートデスクトップ」です。自分の画面を別のモニターにミラーリングして、周囲の人にも見せたいという場面に特に向いています。
投影元のPCで「remotedesktop.google.com」にアクセスし、ページ上部のリンクから「リモートサポート」を選択します。

次のページで、「サポートを受ける」セクションのダウンロードアイコンをクリックしてChrome拡張機能をインストールします。

インストールが完了したら同じページへ戻ります。「コードを生成」ボタンが表示されるのでクリックします。

アクセスコードが表示されます。このコードは後でノートPC側で使うので、必ずメモしておいてください。

続いて、投影先のノートPCでGoogleリモートデスクトップのページを開き、「リモートサポート」を選択したうえで、下部の「サポートを提供」セクションまでスクロールします。先ほど控えたコードを入力しましょう。

「接続」をクリックすると、ノートPCの画面に、最初に作業していた元のPCの画面が表示されます。

なお、Chromeリモートデスクトップはリモート側の全ディスプレイを表示する仕組みです。ノートPCに特定の1画面だけを映したい場合は、他の画面の接続を解除し、シングルディスプレイ構成にしてから投影してください。
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