Androidで端末の現在の言語を取得する方法をわかりやすく解説
Androidアプリを多言語対応(国際化)させる際には、端末に設定されている現在の言語を把握しておくことが重要です。本記事では、Localeクラスを使用してAndroid端末の現在の言語と国名を取得する方法を、サンプルコード付きで段階的に解説します。
全体の流れ
今回作成するのは、ボタンをタップすると端末の言語名と国名がTextViewに表示されるシンプルなアプリです。実装の手順は以下の3ステップです。
- Android Studioで新規プロジェクトを作成する
- レイアウトファイル(activity_main.xml)にUIを定義する
- MainActivity.javaにロジックを実装する
ステップ1:新規プロジェクトを作成する
Android Studioを起動し、メニューから「File」→「New Project」を選択して新しいプロジェクトを作成します。必要な項目(プロジェクト名、パッケージ名、保存先など)を入力してプロジェクトの雛形を生成しましょう。
ステップ2:レイアウトファイルを作成する
res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
tools:context=".MainActivity"
android:background="#dde4dd"
android:gravity="center"
android:orientation="vertical">
<TextView
android:id="@+id/language"
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content" />
<Button
android:id="@+id/click"
android:layout_marginTop="10dp"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="wrap_content"
android:text="click" />
</LinearLayout>
このレイアウトでは、結果を表示するためのTextViewと、タップイベントを受け付けるButtonを縦方向に配置しています。ユーザーがボタンをクリックすると、端末の国名と言語名が取得され、TextViewに表示される仕組みです。
ステップ3:MainActivity.javaにロジックを実装する
次に、src/MainActivity.java に以下のコードを記述します。
package com.example.andy.myapplication;
import android.os.Bundle;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.view.View;
import android.widget.Button;
import android.widget.TextView;
import java.util.Locale;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
TextView language;
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
language = findViewById(R.id.language);
Button button = findViewById(R.id.click);
button.setOnClickListener(new View.OnClickListener() {
@Override
public void onClick(View v) {
String languagename = Locale.getDefault().getDisplayLanguage();
String country = Locale.getDefault().getCountry();
language.setText("Language " + languagename + " Country name " + country);
}
});
}
}
ポイント:Localeクラスの使い方
このコードの核となるのは、Localeクラスによる言語情報の取得部分です。以下の2行で、それぞれ表示用の言語名と国コードを取得しています。
String languagename = Locale.getDefault().getDisplayLanguage(); String country = Locale.getDefault().getCountry();
Locale.getDefault():端末に設定されているデフォルトのロケール情報を取得します。getDisplayLanguage():「日本語」「English」など、表示可能な形式の言語名を返します。getCountry():「JP」「US」など、国を表すISOコードを返します。
アプリを実行して確認する
それでは実際にアプリを起動してみましょう。Android端末をPCに接続した状態で、Android Studioからプロジェクト内のアクティビティファイルを開き、ツールバーの実行(Run)アイコンをクリックします。接続済みの実機を選択してアプリをインストールしてください。
アプリを起動すると、まず初期画面が表示されます。ここでボタンをタップすると、以下のように端末の言語名と国名がTextViewに表示されます。


まとめ
Androidで端末の現在の言語を取得するには、Locale.getDefault() を使うのが最も簡単な方法です。getDisplayLanguage() で言語名を、getCountry() で国コードを取得できるため、多言語対応アプリの設定画面やログ出力など、さまざまな場面で活用できます。ぜひ自身のプロジェクトでも試してみてください。
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