AndroidでArrayBlockingQueueが空かどうかを確認する方法を解説
ArrayBlockingQueueとは?
ArrayBlockingQueueは、java.util.concurrentパッケージに含まれる「有界ブロッキングキュー」の一種です。FIFO(First In First Out:先入れ先出し)方式で要素を管理しており、最初に追加した要素が最も長くキューに残り、最後に追加した要素ほど短い期間しか残りません。
この記事では、AndroidアプリにおいてArrayBlockingQueueが空かどうかを判定する方法を、サンプルコードとともにわかりやすく解説します。キューが空かどうかのチェックにはisEmpty()メソッドを使用します。
実装手順
ステップ1:新規プロジェクトを作成する
Android Studioを起動し、メニューから「File」→「New Project」を選択します。必要な項目をすべて入力して、新しいプロジェクトを作成しましょう。
ステップ2:レイアウトファイル(activity_main.xml)を編集する
res/layout/activity_main.xmlに以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:app="https://schemas.android.com/apk/res-auto"
xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width="match_parent"
android:gravity="center"
android:layout_height="match_parent"
tools:context=".MainActivity"
android:orientation="vertical">
<TextView
android:id="@+id/actionEvent"
android:textSize="40sp"
android:layout_marginTop="30dp"
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="match_parent" />
</LinearLayout>上記のコードでは、ArrayBlockingQueueの要素や判定結果を表示するためのTextViewを1つ配置しています。
ステップ3:MainActivity.javaを編集する
src/MainActivity.javaに以下のコードを追加します。
package com.example.myapplication;
import android.annotation.SuppressLint;
import android.os.Bundle;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.view.View;
import android.widget.TextView;
import java.util.concurrent.ArrayBlockingQueue;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
ArrayBlockingQueue arrayBlockingQueue;
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
arrayBlockingQueue = new ArrayBlockingQueue<>(50);
final TextView actionEvent = findViewById(R.id.actionEvent);
arrayBlockingQueue.add("sai");
arrayBlockingQueue.add("ram");
arrayBlockingQueue.add("krishna");
arrayBlockingQueue.add("prasad");
actionEvent.setText("" + arrayBlockingQueue);
actionEvent.setOnClickListener(new View.OnClickListener() {
@SuppressLint("SetTextI18n")
@Override
public void onClick(View v) {
actionEvent.setText("" + arrayBlockingQueue.isEmpty());
}
});
}
}このコードでは、容量50のArrayBlockingQueueインスタンスを生成し、「sai」「ram」「krishna」「prasad」という4つの文字列要素を追加しています。TextViewをタップすると、isEmpty()メソッドの戻り値が画面に表示される仕組みです。
なお、最近のAndroid Studioのプロジェクトテンプレートではandroidxライブラリが標準となっているため、環境によってはimport文をandroid.support.v7.app.AppCompatActivityからandroidx.appcompat.app.AppCompatActivityに読み替えてください。
アプリを実行して動作を確認する
それでは、アプリケーションを実行してみましょう。ここでは、実際のAndroid端末をパソコンに接続しているものとします。Android Studioからアプリを実行するには、プロジェクト内のアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」アイコンをクリックします。接続済みのモバイルデバイスを選択すると、端末に以下のような初期画面が表示されます。

続いて、画面上のTextViewをタップしてみてください。キューが空かどうかが判定され、以下のように結果が表示されます。

この例では、キューにまだ4つの要素が残っているため、isEmpty()はfalseを返します。remove()やclear()などですべての要素を取り除いた後であれば、trueが表示されます。このようにisEmpty()メソッドを使えば、ArrayBlockingQueueの状態を簡単に確認できます。
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