【Android開発】ListViewで2つの配列から共通要素を抽出する方法
このチュートリアルでは、AndroidアプリのListViewを使用して、2つの配列に含まれる共通要素(重複している値)を検出し、画面に表示する方法を解説します。
サンプルでは、2つの文字列型配列を比較し、両方に存在する要素だけをArrayListに格納してListViewへ表示します。
手順1:新しいプロジェクトを作成する
まず、Android Studioを起動し、「File」→「New Project」を選択して新しいプロジェクトを作成します。必要な項目(プロジェクト名、パッケージ名、保存先など)をすべて入力してください。
手順2:レイアウトファイルを編集する
次に、res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
android:orientation="vertical"
android:gravity="center_horizontal"
android:layout_marginTop="30dp"
tools:context=".MainActivity">
<ListView
android:id="@+id/list"
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content">
</ListView>
</LinearLayout>
このレイアウトでは、配列の値を一覧表示するためのListViewを配置しています。
手順3:MainActivity.javaを実装する
続いて、src/MainActivity.java に以下のコードを追加します。
package com.example.myapplication;
import android.os.Bundle;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.widget.ArrayAdapter;
import android.widget.ListView;
import java.util.ArrayList;
import java.util.Arrays;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
ListView list;
String[] names = new String[] { "A", "B", "C" };
String[] extended = new String[5];
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
list = findViewById(R.id.list);
// extended配列の後半に要素を設定
extended[3] = "D";
extended[4] = "E";
// names配列の内容をextended配列の先頭にコピー
System.arraycopy(names, 0, extended, 0, names.length);
// 共通要素を格納するリスト
ArrayList<String> unique = new ArrayList<>();
// 二重ループで2つの配列を比較し、共通要素を抽出
for (int i = 0; i < names.length; i++) {
for (int j = 0; j < extended.length; j++) {
if (names[i].equals(extended[j])) {
unique.add(names[i]);
}
}
}
// 抽出した共通要素をListViewに表示
ArrayAdapter adapter = new ArrayAdapter<String>(this,
android.R.layout.simple_list_item_1, unique);
list.setAdapter(adapter);
}
}
コードの解説
このコードのポイントは以下の通りです。
- 元となる配列「names」(A・B・C)と、それを拡張した配列「extended」を用意します。
- System.arraycopy() を使って、names の内容を extended の先頭部分へコピーします。
- 二重のforループで両配列の各要素を比較し、一致した値のみをArrayList「unique」に追加します。
- 最後にArrayAdapterを通じて、共通要素をListViewに表示します。
なお、文字列の比較には == ではなく equals() メソッドを使用するのが安全です。== はオブジェクトの参照先を比較するため、意図しない結果になる場合があります。
アプリを実行してみよう
それでは、実際にアプリを起動して動作を確認しましょう。実機のAndroidスマートフォンをPCに接続しておいてください。Android Studioでプロジェクト内のアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」アイコンをクリックします。デバイス選択画面で接続中のスマートフォンを選択すると、端末に以下のような画面が表示されます。

上記の実行結果のように、2つの配列に共通して含まれる要素「A」「B」「C」がListViewに一覧表示されます。これで、配列から共通要素を抽出してListViewで表示する処理は完成です。
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