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C++で文字列をint(整数)に変換・解析する方法をわかりやすく解説

C++で文字列をint型(整数)に変換する方法は主に2つあります。1つは文字列ストリーム(stringstream)を使う古典的な方法、もう1つはC++11で導入されたstoi関数などの標準関数を使う方法です。それぞれの使い方と特徴を詳しく見ていきましょう。

方法1:stringstreamを使って文字列をintに変換する

stringstreamを利用すると、文字列をあたかも入力ストリームのように扱い、int型に解析(パース)できます。ただし、この方法では変換が失敗した場合のエラーチェックを自分で行う必要がある点に注意してください。

コード例

#include<iostream>
#include<sstream>
using namespace std;

int str_to_int(const string &str) {
    stringstream ss(str);
    int num;
    ss >> num;
    return num;
}

int main() {
    string s = "12345";
    int x = str_to_int(s);
    cout << x;
}

実行結果

12345

stringstreamを使う方法は柔軟性が高い反面、変換に失敗しても例外が発生しないため、ss.fail()などで成否を確認するエラー処理を組み込むのが安全です。

方法2:C++11のstoi関数を使う(推奨)

C++11以降では、文字列を数値に変換するための専用関数が標準ライブラリに追加されました。用途に応じて以下の関数を使い分けられます。

  • stoi:string → int
  • stol:string → long
  • stoll:string → long long
  • stoul:string → unsigned long

コード例

これらの関数は次のようにシンプルに使えます。

#include<iostream>
using namespace std;

int main() {
    string s = "12345";
    int x = stoi(s);
    cout << x;
}

実行結果

12345

stoi関数のエラー処理について

stoi系の関数は、変換が失敗した場合に例外をスローする点がstringstreamとの大きな違いです。

  • 数値として解釈できない文字列の場合:std::invalid_argument 例外が発生
  • int型の範囲を超える値の場合:std::out_of_range 例外が発生

そのため、ユーザー入力など信頼できない文字列を変換する際は、try-catchで例外を捕捉するのがベストプラクティスです。

#include<iostream>
#include<string>
using namespace std;

int main() {
    string s = "12345";
    try {
        int x = stoi(s);
        cout << x;
    } catch (const invalid_argument& e) {
        cout << "数値に変換できません";
    } catch (const out_of_range& e) {
        cout << "値が範囲外です";
    }
}

まとめ

手軽さと安全性を重視するなら、C++11以降のstoi関数を使うのがおすすめです。古いコンパイラ環境や細かい制御が必要な場合には、stringstreamによる変換が有効です。用途に応じて使い分けましょう。

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