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C++ STLのtanh()関数とは?基本構文とサンプルコードを徹底解説


tanh()関数とは

tanh()関数は、ラジアン単位で指定された角度の双曲線正接(ハイパボリックタンジェント)を返すC++ STLの組み込み関数です。使用する際は、<cmath>ヘッダーをインクルードします。

構文

tanh(var)

構文から分かるように、tanh()関数はfloat型・double型・long double型のいずれかの値を持つ引数varを1つ受け取り、その双曲線正接を返します。

基本的な使用例

以下は、C++でtanh()関数を使用するプログラムの例です。

#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int main() {
    double d = 5, ans;
    ans = tanh(d);
    cout << "tanh("<< d <<") = " << ans << endl;
    return 0;
}

出力

tanh(5) = 0.999909

上記のプログラムでは、まず変数dを5で初期化しています。続いて、tanh()関数を使ってdの双曲線正接を求めて変数ansに格納し、最後にその値を出力しています。該当する処理は以下のコード部分です。

double d = 5, ans;
ans = tanh(d);
cout << "tanh("<< d <<") = " << ans << endl;

度数法の値をラジアンに変換して使う

tanh()関数が受け取るのはラジアン単位の角度であるため、度数法(°)で値が与えられた場合は、関数に渡す前にラジアンへ変換する必要があります。変換式は「ラジアン = 度 × π ÷ 180」です。以下に実行例を示します。

#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int main() {
    double degree = 60, ans;
    degree = degree * 3.14159/180;
    ans = tanh(degree);
    cout << "tanh("<<degree<<") = " << ans <<endl;
    return 0;
}

出力

tanh(1.0472) = 0.780714

上記のプログラムでは、60度という値が度数法で与えられているため、「degree * 3.14159 / 180」によって約1.0472ラジアンに変換しています。その後、tanh()関数で双曲線正接を求め、結果を出力しています。該当する処理は以下のコード部分です。

double degree = 60, ans;
degree = degree * 3.14159/180;
ans = tanh(degree);
cout << "tanh("<<degree<<") = " << ans <<endl;

まとめ

tanh()関数は、ラジアン単位の角度に対する双曲線正接を簡単に計算できる便利な数学関数です。引数にはfloat型・double型・long double型を指定でき、度数法の値を使う場合は事前にラジアンへの変換が必要な点に注意しましょう。

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