C++ STLのacosh()関数の使い方を徹底解説
C++ STLのacosh()関数とは
acosh()関数は、引数として与えられた値の逆双曲線余弦(アークハイパボリックコサイン)を返す関数です。C++の標準テンプレートライブラリ(STL)に組み込まれており、<cmath>ヘッダをインクルードすることで利用できます。
acosh()関数の構文
acosh(var)
構文からわかるように、acosh()関数はfloat型、double型、long double型のいずれかのパラメータvarを受け取ります。このパラメータには1以上の値を指定する必要があります。関数はvarの逆双曲線余弦を返します。
acosh()関数の基本的な使用例
以下に、C++でacosh()関数を使用するプログラムの例を示します。
例
#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int main() {
double d = 12, ans;
ans = acosh(d);
cout << "acosh("<< d <<") = " << ans << endl;
return 0;
}出力
acosh(12) = 3.17631
上記のプログラムでは、まず変数dを初期化しています。次に、acosh()関数を使ってdの逆双曲線余弦を求め、その結果を変数ansに格納します。最後にansの値を出力します。この一連の処理は、以下のコード部分で行われています。
double d = 12, ans;
ans = acosh(d);
cout << "acosh("<< d <<") = " << ans << endl;結果を度数法(度)に変換して表示する
acosh()関数で得られた結果は、ラジアンから度数法(度)に変換して表示することもできます。以下にそのデモプログラムを示します。
例
#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int main() {
double d = 12, ans;
ans = acosh(d);
ans = ans*180/3.14159;
cout << "acosh("<<d <<") = " << ans << endl;
return 0;
}出力
acosh(12) = 181.989
上記のプログラムでは、acosh()関数によって逆双曲線余弦を求めた後、「値 × 180 ÷ 円周率」という式でその値を度数法に変換し、最終的な結果を表示しています。該当する処理は以下のコード部分です。
double d = 12, ans;
ans = acosh(d);
ans = ans*180/3.14159;
cout << "acosh("<< d <<") = " << ans << endl;まとめ
acosh()関数は、1以上の値に対する逆双曲線余弦を簡単に計算できる便利な数学関数です。戻り値はラジアンで返されるため、用途に応じて「値 × 180 ÷ π」の式で度数法へ変換するとよいでしょう。双曲線関数を扱う科学技術計算や数学的な処理を実装する際に、ぜひ活用してみてください。
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