C++のswap()関数とは?2つの変数の値を入れ替える方法をサンプルコード付きで解説
swap()関数とは
C++のswap()関数は、2つの値を入れ替える(交換する)ための関数です。この関数を利用すれば、一時的な第三の変数を自分で用意することなく、2つの変数の値を簡単に入れ替えることができます。
swap()関数の構文
void swap(int variable_name1, int variable_name2);
変数に値を代入してswap()関数に渡した場合、関数内では値の入れ替えが行われますが、呼び出し元の実際の変数の値は変わりません。これは、引数が「値渡し」で渡されるためです。実際の変数の値を入れ替えたい場合は、後述する「参照渡し」を使用します。
例1:swap()関数の基本的な使い方
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
int x = 35, y = 75;
printf("Value of x :%d",x);
printf("\nValue of y :%d",y);
swap(x, y);
printf("\nAfter swapping, the values are: x = %d, y = %d", x, y);
return 0;
}
実行結果
Value of x :35 Value of y :75 After swapping, the values are: x = 75, y = 35
この例では、xとyの値がswap()関数によって入れ替えられ、実行結果からもその動作を確認できます。
例2:参照渡しで実際の変数の値を入れ替える
より実用的なのは、値を参照渡しで関数に渡す方法です。参照渡しを使えば、関数内で行った入れ替えが呼び出し元の実際の変数にも反映されます。以下は、仮引数を参照(int&)として受け取るユーザー定義関数SwapValue()を実装した例です。
#include <stdio.h>
void SwapValue(int &a, int &b) {
int t = a;
a = b;
b = t;
}
int main() {
int a, b;
printf("Enter value of a : ");
scanf("%d", &a);
printf("\nEnter value of b : ");
scanf("%d", &b);
SwapValue(a, b);
printf("\nAfter swapping, the values are: a = %d, b = %d", a, b);
return 0;
}
実行結果
Enter value of a : 8 Enter value of b : 28 After swapping, the values are: a = 28, b = 8
このように、仮引数をint&型(参照)として定義することで、関数SwapValue()内でaとbの値を入れ替えると、main()関数側の実際の変数の値も正しく入れ替わります。ユーザーからの入力を受け付けて値を交換できる、実践的なプログラムとなっています。
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