C++ STLのasinh()関数とは?使い方とサンプルコードを解説
asinh()関数とは
asinh()関数は、C++標準ライブラリ(<cmath>ヘッダ)に含まれる数学関数の一つです。asinh(value)は逆双曲線正弦(アークハイパボリックサイン)を計算し、sinh(x) = valueを満たすxの値をラジアン単位で返します。
数学的には、asinh(x) = ln(x + √(x² + 1)) という式で定義されます。
構文
asinh(value);
パラメータ
引数には、逆双曲線正弦を求めたい数値を指定します。負の値、正の値、ゼロのいずれでも問題ありません。パラメータの型はdouble、float、long doubleに対応しています。
戻り値
入力値の逆双曲線正弦の値を返します。返される値はラジアン単位です。
使用例
以下の例は、asinh()関数の基本的な動作を示したものです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
double insinh = 75.0;
double value = asinh(insinh);
cout << "asinh(75.0) = " << value << " radians\n";
return 0;
}
出力
asinh(75.0) = 5.01068 radians
結果を度(デグリー)に変換する方法
asinh()関数の戻り値はラジアン単位ですが、値に (180 / 3.141592) を掛けることで、度(デグリー)に変換することもできます。
使用例
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
double insinh = 75.0;
double value = asinh(insinh);
cout << "asinh(75.0) = " << value << " radians\n";
cout << "The value converted in degrees is " << (value* (180 / 3.141592));
return 0;
}
出力
asinh(75.0) = 5.01068 radians
The value converted in degrees is 287.091
まとめ
asinh()関数は、逆双曲線正弦を簡単に計算できる便利な関数です。引数には任意の実数(負・正・ゼロ)を指定でき、結果はラジアンで返されます。必要に応じて、ラジアンから度への変換も簡単な計算で行えるため、科学技術計算やグラフ描画など幅広い場面で活用できます。
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