C++で数字kを含む、またはkで割り切れるn番目の数を求める方法
問題の概要
2つの正整数 n と k が与えられ、「数字 k を含む数、または k で割り切れる数」のうち n 番目の数を求めます。ただし、k の範囲は 2〜9 とします。
例えば n = 15、k = 3 の場合、答えは 33 です。条件を満たす数は [3, 6, 9, 12, 13, 15, 18, 21, 23, 24, 27, 30, 31, 33] と並んでおり、これらはそれぞれ「3 という数字を含む」か「3 で割り切れる」数です。このうち n 番目にあたるのが 33 なので、出力は 33 となります。
解法のアプローチ
この問題は、シンプルなシミュレーション(全探索)で解くことができます。手順は以下の通りです。
- 小さい数から順に整数を 1 つずつチェックする。
- その数が数字 k を含んでいるか、または k で割り切れるかを判定する。
- 条件を満たすたびにカウントを 1 増やし、カウントが n に達した時点の数を答えとして返す。
「数字 k を含むか」の判定は、数を 10 で割った余りで下一桁を取り出し、k と一致するかを確認する処理を桁数分だけ繰り返すことで実装できます。
C++による実装例
#include<iostream>
using namespace std;
// 数字 n の各桁に k が含まれているかを判定する関数
bool hasDigit(int n, int k) {
while (n > 0) {
int rem = n % 10;
if (rem == k)
return true;
n = n / 10;
}
return false;
}
// 条件を満たす n 番目の数を求める関数
int countNumbers(int n, int k) {
for (int i = k + 1, count = 1; count < n; i++) {
if (hasDigit(i, k) || (i % k == 0))
count++;
if (count == n)
return i;
}
return -1;
}
int main() {
int n = 10, k = 2;
cout << "Last number is " << countNumbers(n, k)
<< " before that the number contains " << k
<< " and multiple of " << k;
}
実行結果
Last number is 20 before that the number contains 2 and multiple of 2
コードの解説
hasDigit 関数
引数で受け取った整数を 10 で割った余り(下一桁)を順に取り出し、k と一致するかどうかを調べます。すべての桁を確認しても一致がなければ false を返します。
countNumbers 関数
k+1 から順に整数を調べていきます。最初の候補である k 自体は必ず条件を満たすため、count は 1 からスタートします。各数について hasDigit による桁の判定と k での剰余計算を行い、どちらかの条件を満たせば count を増やします。count が n に達した時点で、そのときの数を返します。
main 関数
n = 10、k = 2 として countNumbers を呼び出し、結果を標準出力に表示します。「2 を含む数または 2 の倍数」は 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20 と続くため、10 番目の数は 20 になります。
計算量
- 時間計算量: O(N × D)。D は調べる数の桁数です。条件を満たす数が n 個見つかるまで順に走査するため、答えの大きさにほぼ比例します。
- 空間計算量: O(1)。追加のメモリはほとんど必要ありません。
-
C++で数値内の特定の桁の出現頻度を求める方法
本記事では、C++を用いて、ある数値の中に特定の桁(数字)が何回出現するかを求める方法を解説します。 例として、数値が 12452321 であり、調べたい桁 D = 2 である場合を考えてみましょう。このとき、2は数値の中に3回現れるため、出現頻度は 3 となります。 解決のアプローチ この問題は、次の手順でシンプルに解くことができます。 数値の最下位の桁(1の位)を剰余演算(% 10)によって取り出します。 取り出した桁が目的の数字 d と一致していれば、カウンタを1増やします。 数値を10で割ることで、処理済みの桁を取り除きます。 数値が0になるまで、上記の手順を繰り返します。 この方
-
Xで割り切れる最大のK桁の数を求めるC++プログラム
2つの整数 X と K が与えられます。ここで K は桁数を表します。この問題の目的は、Xで割り切れる最大のK桁の数を見つけることです。入力:X = 30, K = 3 出力:980考え方出力例の 980 は、30で割り切れる最大の3桁の数です。この問題は次の手順で解くことができます。まず、10 の K 乗から 1 を引くことで、K桁の数の最大値(MAX)を求めます。例:K = 3 の場合、10³ − 1 = 999次に、MAX を X で割った余り(MAX % X)を MAX から引きます。これにより、Xで割り切れる最大のK桁の数が得られます。余りを引くという操作により、MAX 以下でかつ