C++で連結リストをk個ずつ反転するアルゴリズムの解説
連結リストが与えられたとき、k個ずつのグループに分けてノードを反転し、変更後のリストを返すことを考えます。ここでkは正の整数であり、連結リストの長さ以下であるものとします。また、ノード数がkの倍数でない場合、末尾に余ったノードは元の順序のまま維持します。
例えば、連結リストが [1,2,3,4,5,6,7] で k = 3 の場合、出力は [3,2,1,6,5,4,7] となります。最初の3ノード(1,2,3)が「3,2,1」に、次の3ノード(4,5,6)が「6,5,4」に反転され、残りの7はそのままの位置に留まります。
アルゴリズムの考え方
この問題は、再帰を利用した以下の手順で解くことができます。
- solve() というメソッドを定義します。引数として連結リストの先頭(head)、パーティション数(partCount)、および k を受け取ります。
- partCount が 0 の場合は、head をそのまま返します。
- newHead := head、prev := null、x := k として初期化します。
- newHead が null ではなく、かつ x が 0 になるまで以下を繰り返します。
- temp := newHead の次のノード、newHead の next := prev とします。
- prev := newHead、newHead := temp と更新します。
- head の next := solve(newHead, partCount − 1, k) とし、次のグループを再帰的に処理します。
- prev(反転後のグループの先頭)を返します。
- メインメソッドからは、solve(head, リストの長さ ÷ k, k) を呼び出して結果を取得します。
C++での実装例
それでは、実際の実装を見て理解を深めましょう。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
void print_vector(vector<auto> v){
cout << "[";
for(int i = 0; i<v.size(); i++){
cout << v[i] << ", ";
}
cout << "]"<<endl;
}
void print_vector(vector<vector<auto>> v){
cout << "[";
for(int i = 0; i<v.size(); i++){
cout << "[";
for(int j = 0; j <v[i].size(); j++){
cout << v[i][j] << ", ";
}
cout << "],";
}
cout << "]"<<endl;
}
class ListNode{
public:
int val;
ListNode *next;
ListNode(int data){
val = data;
next = NULL;
}
};
ListNode *make_list(vector<int> v){
ListNode *head = new ListNode(v[0]);
for(int i = 1; i<v.size(); i++){
ListNode *ptr = head;
while(ptr->next != NULL){
ptr = ptr->next;
}
ptr->next = new ListNode(v[i]);
}
return head;
}
void print_list(ListNode *head){
ListNode *ptr = head;
cout << "[";
while(ptr){
cout << ptr->val << ", ";
ptr = ptr->next;
}
cout << "]" << endl;
}
class Solution {
public:
ListNode* solve(ListNode* head, int partitionCount, int k){
if(partitionCount == 0)return head;
ListNode *newHead = head;
ListNode* prev = NULL;
ListNode* temp;
int x = k;
while(newHead && x--){
temp = newHead->next;
newHead->next = prev;
prev = newHead;
newHead = temp;
}
head->next = solve(newHead, partitionCount - 1, k);
return prev;
}
int calcLength(ListNode* head){
int len = 0;
ListNode* curr = head;
while(curr){
len++;
curr = curr->next;
}
return len;
}
ListNode* reverseKGroup(ListNode* head, int k) {
int length = calcLength(head);
return solve(head, length / k, k);
}
};
main(){
vector<int> v = {1,2,3,4,5,6,7};
ListNode *head = make_list(v);
Solution ob;
print_list(ob.reverseKGroup(head, 3));
}入力
1,2,3,4,5,6,7 3
出力
[3, 2, 1, 6, 5, 4, 7]
処理のポイント
この実装では、まず calcLength() でリスト全体の長さを計算し、完全なグループの数(length ÷ k)を求めています。solve() 関数は各呼び出しごとに1つのグループを反転し、残りの部分に対して自分自身を再帰的に呼び出すことで、リスト全体を効率的に処理します。時間計算量は O(n)、空間計算量は再帰の深さに応じて O(n/k) となります。
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