Node.jsのagent.maxFreeSocketsプロパティとは?構文と使い方を実例付きで解説
agent.maxFreeSocketsプロパティは、フリー状態(アイドル状態)にあるソケットを最大いくつ開いたまま保持するかを定義するものです。Node.jsの「http」モジュールインターフェースの一部であり、主にHTTP通信のパフォーマンスチューニングや接続の再利用制御に活用されます。
なお、同様の目的で使われるmaxSocketsは「アクティブなソケット全体の上限」を定めるのに対し、maxFreeSocketsは「未使用のソケットをいくつまでプールしておくか」を制御する点が異なります。
構文
agent.maxFreeSockets : number
パラメータ
このプロパティでは、以下のパラメータを扱います。
number — フリー状態のまま開いておけるソケットの最大数を定義します。デフォルト値は256に設定されています。
使用例
まず「maxFreeSockets.js」という名前のファイルを作成し、以下のコードをコピーして貼り付けてください。その後、次のコマンドでコードを実行します。
node maxFreeSockets.js
maxFreeSockets.js —
// agent.maxFreeSockets プロパティのデモ例
// httpモジュールと agentkeepalive モジュールを読み込み
const http = require('http');
const agent = require('agentkeepalive');
const keepaliveAgent = new agent({
maxSockets: 100,
maxFreeSockets: 10,
timeout: 60000, // アクティブなソケットのキープアライブ時間:60秒
freeSocketTimeout: 30000, // フリーソケットのキープアライブ時間:30秒
});
const options = {
host: 'tutorialspoint.com',
port: 80,
path: '/',
method: 'GET',
agent: keepaliveAgent,
};
console.log("Max free sockets: ",keepaliveAgent.maxFreeSockets);
console.log('[%s] agent status changed: %j', Date(),
keepaliveAgent.getCurrentStatus());
実行結果
上記のコードを実行すると、コンソールには次のような出力が表示されます。maxFreeSocketsとして設定した値「10」が正しく反映されていることが確認できます。
C:\home\node>> node maxFreeSockets.js
Max free sockets: 10
[Fri Apr 30 2021 12:21:12 GMT+0530 (India Standard Time)] agent status
changed:
{"createSocketCount":0,"createSocketErrorCount":0,"closeSocketCount":0,"errorSocketCount":0,"timeoutSocketCount":0,"requestCount":0,"freeSockets":{},"sockets":{},"requests":{}}
まとめ
agent.maxFreeSocketsを適切に設定することで、アイドル状態のソケットが無制限に溜まることを防ぎ、サーバー側の負荷やクライアント側のリソース消費を抑えられます。特に高頻度でHTTPリクエストを発行するアプリケーションでは、maxSocketsと併せて調整することで、効率的なコネクションプーリングを実現できます。
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