JavaScriptでdayプロパティの値に基づいてオブジェクトをグループ化する方法
この記事では、JavaScriptにおいて、オブジェクト内の各要素を特定のプロパティ(day)の値ごとにグループ化し、新しいオブジェクトとして分離する方法を解説します。
問題の定義
まず、次のようなオブジェクトがあると仮定しましょう。
const obj = {
0: { "time": 1, "day": 1 },
1: { "time": 2, "day": 1 },
2: { "time": 3, "day": 1 },
3: { "time": 1, "day": 2 },
4: { "time": 2, "day": 2 },
5: { "time": 3, "day": 2 }
};
ここで求められているのは、このようなオブジェクトを受け取り、day キーの値が同じ要素どうしを、それぞれ独立したサブオブジェクトにグループ化するJavaScript関数を作成することです。
期待される出力
上記のオブジェクトの場合、出力は次のようになります。
const output = {
'1': {
'1': { time: 1, day: 1 },
'2': { time: 2, day: 1 },
'3': { time: 3, day: 1 }
},
'2': {
'1': { time: 1, day: 2 },
'2': { time: 2, day: 2 },
'3': { time: 3, day: 2 }
}
};
実装コード
この処理を実現するコードは以下の通りです。Object.values() と reduce() を組み合わせることで、簡潔に記述できます。
const groupObject = obj => {
let res = {};
res = Object.values(obj).reduce((acc, val) => {
if(acc[val['day']] === undefined){
acc[val['day']] = {};
};
acc[val['day']][val['time']] = val;
return acc;
}, {});
return res;
};
console.log(groupObject(obj));
コードのポイント
- Object.values(obj): 元のオブジェクトから値(各要素)のみを配列として取り出します。
- reduce(): 各要素を順番に処理しながら、
dayの値をキーとする新しいオブジェクトを構築します。 - 初期化チェック: 該当する
dayのキーがまだ存在しない場合は、空のオブジェクトで初期化してから要素を追加します。 - ネストしたキー割り当て:
acc[val['day']][val['time']] = val;により、day → time という二段階の階層構造で各要素が格納されます。
実行結果
コンソールへの出力は以下のようになります。
{
'1': {
'1': { time: 1, day: 1 },
'2': { time: 2, day: 1 },
'3': { time: 3, day: 1 }
},
'2': {
'1': { time: 1, day: 2 },
'2': { time: 2, day: 2 },
'3': { time: 3, day: 2 }
}
}
このように、day の値ごとに要素が整理されたオブジェクトが得られます。同じ手法は、任意のキーを基準としたデータのグループ化にも幅広く応用できるので、ぜひ活用してみてください。
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