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JavaScriptで配列がソート済みかどうか判定する方法(昇順・降順を問わず対応)

はじめに

JavaScriptでは、数値や文字列などのリテラル値を含む配列を受け取り、その配列がソート済みかどうかを判定する関数が必要になる場面があります。ここでのポイントは、昇順・降順のどちらの並び順でも「ソート済み」とみなすという点です。

つまり、作成する関数は次のような仕様になります。

  • 配列が昇順または降順のいずれかに整列していれば true を返す
  • それ以外(未ソートの状態)であれば false を返す

実装コード

以下は、昇順・降順のどちらにも対応したソート判定関数の実装例です。

const arr = [1, 3, 56, 87, 99, 102, 144, 255, 456, 788, 999];

const isSorted = arr => {
    const { length: l } = arr;
    // 要素が0個または1個の場合は常にソート済みとみなす
    if (l <= 1) {
        return true;
    }

    let ascending = true;   // 昇順フラグ
    let descending = true; // 降順フラグ

    for (let i = 1; i < l; i++) {
        // 前の要素より大きければ降順は成立しない
        if (arr[i] > arr[i - 1]) {
            descending = false;
        }
        // 前の要素より小さければ昇順は成立しない
        if (arr[i] < arr[i - 1]) {
            ascending = false;
        }
    }

    // 昇順または降順のどちらかが成立していればソート済み
    return ascending || descending;
};

console.log(isSorted(arr));

出力結果

コンソールには以下のように表示されます。

true

コードの解説

この関数のロジックは非常にシンプルです。

  1. 要素数のチェック: 配列の長さが1以下の場合、並び替えの余地がないため常に true を返します。
  2. 二つのフラグを用意: 昇順判定用の ascending と、降順判定用の descending をそれぞれ true で初期化します。
  3. 隣接要素の比較: ループで隣り合う要素を順番に比較し、前の要素より大きい値が出現した時点で降順は不成立、逆に小さい値が出現した時点で昇順は不成立としてフラグを更新します。
  4. 最終判定: ループ終了後、ascending または descending のどちらか一方でも true のままなら、配列はソート済みと判断できます。

動作確認:さまざまなケース

別のパターンでも試してみましょう。

console.log(isSorted([9, 7, 5, 3, 1]));  // true(降順でソート済み)
console.log(isSorted([1, 5, 2, 8]));     // false(未ソート)
console.log(isSorted([42]));             // true(要素が1つのみ)
console.log(isSorted([]));               // true(空配列)
console.log(isSorted([3, 3, 3, 3]));     // true(すべて同値もソート済み扱い)

このように、空配列や単一要素の配列、重複値を含む配列など、エッジケースでも正しく動作する堅牢な実装になっています。

まとめ

配列がソート済みかどうかの判定は、昇順用と降順用の二つのフラグを活用することで、一度のループ処理(時間計算量 O(n))で効率的に実装できます。データのバリデーションや入力チェックなど、実際の開発現場でも役立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。

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