JavaScriptで選択リスト(セレクトボックス)の値が配列に含まれるか判定してコンソールに出力する方法
Webアプリケーションを開発していると、ドロップダウンリスト(<select>要素)で選択された値が、あらかじめ用意したJavaScriptの配列に含まれているかどうかを判定したい場面があります。本記事では、jQueryのchangeイベントと$.inArray()メソッドを使って、この判定を行い結果をコンソールに表示する方法を解説します。
サンプルとして使用するドロップダウンリスト
まず、以下のような選択リストを想定します。
<select> <option>John</option> <option>David</option> <option>Chris</option> <option>Mike</option> <option>Bob</option> <option>Carol</option> </select>
次に、比較対象となる配列を用意します。
var listOfNames = ["Chris", "Robert", "Mike"];
選択リストの値が配列に含まれているか確認する方法
ユーザーがリストから値を選択したタイミングで判定を行うには、jQueryのchangeイベントを利用します。
$('select').on('change', function() { ... });イベントハンドラ内では、選択された値を取得し、jQueryの$.inArray()メソッドを使って配列内に存在するかどうかをチェックします。$.inArray()は、値が見つかった場合はそのインデックス番号(0以上)、見つからなかった場合は -1 を返すため、戻り値が -1 より大きいかどうかで判定できます。
完全なコード例
以下に、動作する完全なHTMLコードを示します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Document</title>
<link rel="stylesheet" href="//code.jquery.com/ui/1.12.1/themes/base/jquery-ui.css">
<script src="https://code.jquery.com/jquery-1.12.4.js"></script>
<script src="https://code.jquery.com/ui/1.12.1/jquery-ui.js"></script>
</head>
<body>
<select>
<option>John</option>
<option>David</option>
<option>Chris</option>
<option>Mike</option>
<option>Bob</option>
<option>Carol</option>
</select>
<script>
var listOfNames = ["Chris", "Robert", "Mike"];
$('select').on('change', function() {
var name = this.value.split(' ')[0];
if($.inArray(name, listOfNames) > -1) {
console.log('この名前は配列に存在します');
} else {
console.log('この名前は配列に存在しません');
}
});
</script>
</body>
</html>コードのポイント
- this.value.split(' ')[0]:選択された値に空白が含まれていても、最初の単語だけを取り出して比較できるようにしています。
- $.inArray(name, listOfNames):第一引数の値が第二引数の配列内に存在するかを調べます。
- > -1 の条件分岐:値が見つかれば「存在する」、見つからなければ「存在しない」というメッセージをコンソールに出力します。
プログラムの実行方法
上記のコードを「index.html」などのファイル名で保存し、VS Codeをお使いの場合はファイルを右クリックして「Open with Live Server」を選択すると、ブラウザ上で簡単に実行できます。
実行結果
ブラウザでページを開くと、まず以下のような選択リストが表示されます。

ここで任意の値を選択してみましょう。例えば配列に含まれている「Chris」や「Mike」を選択した場合は、コンソールに「この名前は配列に存在します」と表示され、「John」など配列に含まれていない値を選んだ場合は「この名前は配列に存在しません」と表示されます。

このように、jQueryのchangeイベントと$.inArray()を組み合わせることで、選択リストの値と配列の照合を簡単に実装できます。フォームのバリデーションや動的なコンテンツ制御など、さまざまな場面で活用できるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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