JavaScriptで複数の変数に同じ値を一括代入する方法
JavaScriptでは、連鎖的な代入(チェーン代入)を使うことで、複数の変数に同じ値を一度に代入できます。コードがすっきりし、初期化処理も簡潔に書けるのがメリットです。
基本構文
まず宣言、その後に代入という2段階で行います。構文は以下の通りです。
var 変数名1, 変数名2, 変数名3 ……N;
変数名1 = 変数名2 = 变数名3 = ……N = 値;
記述例
例として、5つの変数 first、second、third、fourth、fifth を宣言し、すべてに同じ値「100」を代入してみましょう。
var first, second, third, fourth, fifth;
first = second = third = fourth = fifth = 100;
代入式は右から左へ評価されるため、まず fifth に 100 が入り、その値が fourth、third、second、first へと順に渡されていきます。結果として、すべての変数が同じ値を持ちます。
サンプルコード
var first, second, third, fourth, fifth;
first = second = third = fourth = fifth = 100;
console.log(first);
console.log(second);
console.log(third);
console.log(fourth);
console.log(fifth);
console.log("すべての値の合計=" + (first + second + third + fourth + fifth));
プログラムの実行方法
Node.jsを使って上記のプログラムを実行します。ターミナル(コマンドプロンプト)で以下のコマンドを入力してください。
node ファイル名.js
ここではファイル名を demo114.js として保存しています。
実行結果
プログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。
PS C:\Users\Amit\JavaScript-code> node demo114.js
100
100
100
100
100
すべての値の合計=500
このように、5つの変数すべてに「100」が正しく代入され、合計も「500」と表示されていることが確認できます。
補足:var以外での宣言
モダンなJavaScript(ES6以降)では、const や let を使った以下のような書き方も一般的です。
let a, b, c;
a = b = c = 50;
また、宣言と代入を同時に行うことも可能です。
const x = 10;
let y = z = x; // y と z の両方に 10 が入る(※z は暗黙的にグローバルになるため注意)
厳密モード("use strict")では、宣言していない変数への代入はエラーになるため、必ず先に let や const で宣言してからチェーン代入を行いましょう。
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