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【JavaScript】文字列の配列から指定文字列の部分列(組み合わせ)を検索する方法

この記事では、文字列の配列と1つの文字列を受け取り、配列の中にその文字列の一部の並び(部分列)が含まれているかどうかを判定する関数を JavaScript で実装します。判定結果は真偽値(true / false)として返します。

問題の概要

たとえば、対象となる文字列が 'ACBC' の場合、次のような配列を渡したときに期待される結果は以下のとおりです。

const x = 'ACBC';
const arr = ['cat','AB'];
const arr2 = ['cat','234','C'];
const arr3 = ['cat','CC'];
const arr4 = ['cat','BB'];

console.log(containsString(arr, x));   // true  → 「AB」は ACBC の部分列
console.log(containsString(arr2, x));  // true  → 「C」は ACBC に含まれる
console.log(containsString(arr3, x));  // true  → 「CC」も ACBC の部分列
console.log(containsString(arr4, x));  // false → 「BB」は ACBC から作れない

解決策の考え方

ポイントは「文字をソートする」ことです。文字列を構成する文字をあらかじめ昇順に並べ替えておけば、「元の文字列の部分列であるか」という判定を、ソート済み文字列に対する部分文字列の包含チェックに置き換えられます。

例えば 'ACBC' をソートすると 'ABCC' になります。この中に 'AB''CC' が含まれていれば、元の文字列の部分列だと判断できるわけです。

実装コード

const x = 'ACBC';
const arr = ['cat','AB'];
const arr2 = ['cat','234','C'];
const arr3 = ['cat','CC'];
const arr4 = ['cat','BB'];

// 文字列を分割・ソート・結合して返すメソッドを String.prototype に追加
const splitSort = function(){
  return this.split("").sort().join("");
};
String.prototype.splitSort = splitSort;

const containsString = (arr, str) => {
  const sorted = str.splitSort();
  for(let i = 0; i < arr.length; i++){
    const sortedEl = arr[i].splitSort();
    if(sorted.includes(sortedEl)){
      return true;
    }
  }
  return false;
}

console.log(containsString(arr, x));   // true
console.log(containsString(arr2, x));  // true
console.log(containsString(arr3, x));  // true
console.log(containsString(arr4, x));  // false

コードの解説

  • splitSort メソッド: 文字列を1文字ずつの配列に分解(split(""))し、sort() で昇順に並べ替えてから join("") で再結合します。
  • containsString 関数: 対象文字列をソートした結果を基準に、配列の各要素をソートした文字列が含まれるか(includes)を順番にチェックします。1つでも見つかれば即座に true を返し、最後まで見つからなければ false を返します。

実行結果

コンソールには次のように出力されます。

true
true
true
false

補足:実務上の注意点

String.prototype へのメソッド追加は手軽ですが、既存コードやライブラリとの名前衝突を引き起こす可能性があります。実務では、プロトタイプを拡張せずにユーティリティ関数(const splitSort = str => str.split("").sort().join("") など)として独立させる方が安全です。

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