JavaScriptで指定した文字数を超えた空白位置にだけ改行を挿入する方法
はじめに
本記事では、2つの引数を受け取る関数 breakString() を作成します。第1引数には改行処理の対象となる文字列、第2引数にはしきい値となる文字数を渡します。この関数は、直前の改行からの文字数がしきい値を超えた状態で空白が出現したとき、その空白を改行コード(\n)に置き換えていくというものです。
処理のイメージ
たとえば「4文字以上改行なしで経過したら、最も近い空白の位置で改行したい」場合は、次のように関数を呼び出します。
const text = 'Hey can I call you by your name?';
console.log(breakString(text, 4));
期待される出力は以下の通りです。
Hey can
I call
you by
your
name?
アルゴリズムの考え方
実装のアプローチはシンプルです。forループで文字列を先頭から1文字ずつ走査し、直前に改行を挿入してから何文字が経過したかをカウントしていきます。
- カウントがしきい値以上になっており、かつ現在の文字が空白である場合 → 新しい文字列に改行コード
\nを追加し、カウントを0にリセットする - それ以外の場合 → 元の文字をそのまま新しい文字列に追加し、カウントを1増やす
この処理を文字列の末尾まで繰り返すことで、空白位置のみを改行ポイントとして整形された文字列が得られます。
完全なコード例
上記のロジックを実装したコード全体は以下のようになります。
const text = 'Hey can I call you by your name?';
const breakString = (str, limit) => {
let brokenString = '';
for(let i = 0, count = 0; i < str.length; i++){
if(count >= limit && str[i] === ' '){
count = 0;
brokenString += '\n';
}else{
count++;
brokenString += str[i];
}
}
return brokenString;
}
console.log(breakString(text, 4));
出力結果
コンソールには以下のように出力されます。空白以外の位置では改行されず、しきい値を超えた後に最初に出てきた空白だけで折り返されているのが確認できます。
Hey can
I call
you by
your
name?
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