JavaScriptのsplit()メソッドでインデックス1(任意の位置)から分割を開始する方法
公式の String.prototype.split() メソッドには、文字列をインデックス1、あるいは任意のインデックスnから分割を開始する組み込みの仕組みは存在しません。しかし、split() の使い方をひと工夫するだけで、この機能を実現することが可能です。
実現のアプローチ
今回採用するのは、次のような考え方です。まず、元の文字列をもとに2つの配列を作成します。
- ACTUAL: インデックス0から末尾までを分割した配列
- LEFTOVER: インデックス0から開始位置(STARTPOSITION)までを分割した配列
ポイントは split() の第2引数です。第2引数には「返される要素数の上限」を指定できるため、str.split(seperator, startPosition) と書くことで、先頭から startPosition 個分の要素だけを持つ配列(LEFTOVER)が得られます。
続いて、LEFTOVER の各要素を順番に走査し、該当する要素を ACTUAL 配列から splice() を使って取り除きます。この処理により、ACTUAL 配列は実質的に「STARTINDEX から END まで」の範囲で分割された配列になります。
サンプルコード
const string = 'The quick brown fox jumped over the wall';
const returnSplittedArray = (str, startPosition, seperator=" ") => {
const leftOver = str.split(seperator, startPosition);
const actual = str.split(seperator);
leftOver.forEach(left => {
actual.splice(actual.indexOf(left), 1);
})
return actual;
}
console.log(returnSplittedArray(string, 5, " "));
出力結果
["over", "the", "wall"]
この例では、スペース区切りで分割した際の最初の5語(The / quick / brown / fox / jumped)が取り除かれ、「over」「the」「wall」という残りの単語だけが配列として返されます。
なお、indexOf() は配列内で最初に見つかった要素を対象とするため、同じ値が重複して含まれる文字列を扱う場合は、意図しない位置の要素が削除される可能性がある点に注意してください。
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