JavaScriptのapply()関数の使い方とcall()関数との違いを解説
従来のJavaScriptでは、オブジェクトごとに固有のメソッドやプロパティを持たせるのが一般的でした。しかし、apply()関数を使えば、複数のオブジェクトを組み合わせてアクセスできるメソッドを構築することが可能になります。
実際のところ、このメソッドの動作はcall()関数とほぼ同じですが、配列のような変数を引数として渡したい場合には、apply()関数が活躍します。
次の例では、複数の引数が個別に渡されているため、apply()関数を使う必要はなく、代わりにcall()関数が使用されています。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var obj = {num : 10};
var mul = function(i, j, k){
return this.num * i*j*k;
}
document.write(mul.call(obj,6,3,4));
</script>
</body>
</html>実行結果
720
次の例では、個別の引数の代わりに配列を渡しています。この場合、call()関数はNaNを返すのに対し、apply()関数は正しい値を返します。これは、call()関数が配列を引数として正しく扱えないためです。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var obj = {num : 10};
var mul = function(i, j, k){
return this.num * i*j*k;
}
var array = [6,3,4]
document.write(mul.call(obj,array));
document.write("</br>");
document.write(mul.apply(obj,array));
</script>
</body>
</html>実行結果
NaN 720
このように、引数を個別に渡す場合はcall()関数、配列としてまとめて渡す場合はapply()関数を使い分けることで、柔軟なメソッドの実装が可能になります。
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