JavaScriptにおけるリンクリストの表現方法
JavaScriptにおけるリンクリストの表現
リンクリスト(連結リスト)は、データを格納するための基本的なデータ構造のひとつです。配列と異なり、各要素(ノード)が「データ」と「次の要素への参照」を持つことで、順序付きのコレクションを表現します。JavaScriptでは、オブジェクトと参照を組み合わせることで、リンクリストをシンプルに実装できます。

上図のイラストが示すとおり、リンクリストの構造を理解するうえで押さえておくべき重要なポイントは以下のとおりです。
- LinkedListには「first」と呼ばれるリンク要素が含まれる — リストの先頭を指す参照であり、ここからリスト全体をたどることができます。
- 各リンク(Link)はデータフィールドと「next」というリンクフィールドを持つ — データフィールドには実際の値が格納され、nextフィールドには次のノードへの参照が入ります。
- 各リンクは自身のnextフィールドを通じて次のリンクと接続される — この参照の連鎖によって、リスト全体がひとつの連続した構造として機能します。
- 最後のリンクはnextとしてnullを持つ — これがリストの終端を示すマーカーとなり、走査処理の終了条件として利用されます。
このように、リンクリストは「先頭への参照(first)」「各ノードが持つ次ノードへの参照(next)」「終端を示すnull」という3つの要素で構成されています。リストの走査はfirstから始め、nextを順にたどり、nullに到達した時点で終了します。この仕組みを理解することで、挿入や削除が効率的に行えるデータ構造の設計に役立ちます。
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