HTML5に移行しながらマルチブラウザ互換性を確保する方法
はい、可能です。HTML5への移行時にもマルチブラウザ互換性を維持できます。以下のアプローチに従ってください。
HTML5移行のための基本ステップ
- HTML5のDOCTYPE宣言に移行する − 文書の先頭に <!DOCTYPE html> を記述します。シンプルなこの宣言は、すべてのモダンブラウザで正しく認識されます。
- 適切な要素を選ぶ − 従来どおり <div> を使っても問題ありませんし、<section> のようなHTML5の新しいセクショニング要素を活用すれば、より意味論的で構造化されたマークアップが実現できます。
- 新しいメディアタグを利用する − <video> や <audio> といったHTML5の新しいタグを採用できます。なお、古い <object> タグも引き続き使用可能です。
- フォームコントロールの後方互換性を活かす − 新しい入力タイプにも後方互換性があります。例えば、<input type="email"> は、対応していないブラウザでは自動的に <input type="text"> と同じように動作するため、古い環境でもフォームが壊れることはありません。
レガシーInternet Explorerへの対応方法
ただし、旧バージョンのInternet Explorer(IE8以前など)をサポート対象に含める場合は注意が必要です。これらのブラウザは、<section> や <article>、<nav> といったHTML5のセクショニング要素を認識できず、CSSによるスタイリングも正しく適用されません。
このようなケースでは html5shiv を活用しましょう。html5shivは軽量のJavaScriptライブラリで、レガシーなInternet Explorer上でもHTML5のセクショニング要素を正しく解釈できるようにします。
html5shivの導入例
<!--[if lt IE 9]>
<script src="html5shiv.min.js"></script>
<![endif]-->
条件付きコメントを使ってIE9未満のブラウザにのみ読み込ませれば、モダンブラウザに余計なスクリプトを読み込ませることなく対応できます。以上の手順を踏めば、HTML5のメリットを享受しながら、幅広いブラウザでの表示互換性を確保することが可能です。
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