JavaScriptの識別子とは?変数名の付け方と命名ルールをわかりやすく解説
JavaScriptの識別子(Identifier)とは?
JavaScriptにおける識別子(identifier)とは、変数や関数などに付ける名前のことです。この概念は、C言語やC++、Javaなど他の多くのプログラミング言語における識別子と共通しています。
ここでは、特に変数名としての識別子に焦点を当てて、命名時に押さえておくべきルールを解説します。
変数を命名する際の3つの基本ルール
JavaScriptで変数に名前を付ける際には、以下のルールを守る必要があります。ルールに違反すると構文エラーになったり、意図しない動作の原因になったりするため注意しましょう。
1. 予約語は変数名として使えない
JavaScriptがあらかじめ定義している予約語(キーワード)は、変数名として使用できません。予約語の一覧については後述のセクションを参照してください。
例えば、break や boolean のような単語をそのまま変数名にすることはできません。
// NG例:予約語は使用不可
var break = 10; // 構文エラー
var boolean = true; // 使用できない
2. 変数名を数字で始めてはいけない
変数名を数字(0〜9)で始めることはできません。名前の先頭は英字またはアンダースコア(_)である必要があります。
例えば、5demo は無効な変数名ですが、_5demo のように先頭にアンダースコアを付ければ有効な変数名になります。
var 5demo; // NG:数字で始まっているため無効
var _5demo; // OK:アンダースコアで始まっていれば有効
3. 大文字と小文字は区別される
JavaScriptの変数名は大文字・小文字が厳密に区別されます。つまり、Name と name は見た目が似ていても、まったく別の変数として扱われます。
var Name = "山田";
var name = "田中";
console.log(Name); // "山田"
console.log(name); // "田中" → 別の変数
この特性を理解していないと、スペルミスによるバグを見つけにくくなるため、チーム開発では命名規則(キャメルケースなど)を統一しておくことをおすすめします。
まとめ
JavaScriptの識別子(変数名)を付ける際のポイントは次の3つです。
- 予約語(
break、booleanなど)は変数名に使えない - 変数名の先頭に数字は使えない(英字またはアンダースコアで始める)
- 大文字と小文字は区別される(
Nameとnameは別物)
これらの基本ルールを守ることで、エラーの少ない読みやすいコードを書けるようになります。
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