JavaScriptのsuper()関数とは?親クラスのコンストラクタ呼び出しを徹底解説
super()関数とは
JavaScriptのsuper()関数は、親クラス(スーパークラス)のコンストラクタを呼び出すために使用される機能です。また、superキーワードを利用することで、オブジェクトの親クラスが持つメソッドやプロパティにもアクセスできます。
extendsキーワードでクラスを継承した場合、子クラスのコンストラクタ内でthisを使用する前に必ずsuper()を呼び出す必要がある点に注意しましょう。これはJavaScriptにおける重要なルールです。
super()の主な用途
- 子クラスのコンストラクタから親クラスのコンストラクタを呼び出す
- 静的メソッド内で親クラスの静的メソッドを呼び出す(例:
super.msg()) - メソッドのオーバーライド時に、親クラスの同名メソッドを呼び出して処理を再利用する
サンプルコード
以下のコードを実行して、super()の動作を確認してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<script>
class Department {
constructor() {}
static msg() {
return 'Hello';
}
}
class Employee extends Department {
constructor() {}
static displayMsg() {
return super.msg() + ' World!';
}
}
document.write(Employee.displayMsg());
</script>
</body>
</html>
実行結果
Hello World!
コードの解説
この例では、親クラスとなるDepartmentクラスに静的メソッドmsg()が定義されています。一方、EmployeeクラスはextendsによってDepartmentクラスを継承しており、その静的メソッドdisplayMsg()の中でsuper.msg()を使って親クラスのmsg()メソッドを呼び出しています。
その結果、親クラスの戻り値「Hello」に「 World!」が連結され、「Hello World!」という文字列が画面に出力されます。このようにsuperキーワードを使えば、継承関係にある親クラスの機能を簡単に再利用できるのが大きなメリットです。
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