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JavaScriptのinnerHTMLとinnerTextの使い方と違いを徹底解説

Webサイトをよりインタラクティブにするには、ページ上のテキストやHTMLを動的に変更する方法を理解することが不可欠です。そのために活躍するのが、innerTextinnerHTMLという2つのプロパティです。

これらのプロパティを使えば、DOM要素のテキストやHTMLコードを簡単に書き換えられます。本記事では、JavaScriptにおけるinnerTextinnerHTMLの基本的な使い方から、実際のコード例まで詳しく解説します。

JavaScriptのinnerHTMLとは?

innerHTMLは、Webページ上の要素のHTMLコンテンツを取得・設定するためのプロパティです。innerHTMLはHTML DOM(Document Object Model)の一部であり、特に<p>要素などの内容を設定・変更する際によく使われます。

innerHTMLは次のように使用します。

document.getElementById("paragraph").innerHTML = "Career Karma!";

この1行のコードは、「paragraph」というIDを持つ<p>要素の内容を「Career Karma!」に設定します。getElementById()メソッドは、指定したIDを持つ要素を取得します。

ブラウザはページが読み込まれる際に、Document Object Model(DOM)を構築します。DOMとは、ページ上に表示される一連のオブジェクトの集合のことです。

DOMがあるおかげで、Web要素を変更するたびにHTMLコードを直接編集する必要はありません。DOMとJavaScriptを組み合わせれば、現在のセッション内でページの表示内容を自由に変更できます。

JavaScriptのinnerTextとは?

innerTextは、要素のテキスト内容を設定するためのプロパティです。段落内の<span>タグといった子孫要素の内容もまとめて扱えます。

innerTextの構文はinnerHTMLとよく似ています。

document.getElementById("element").innerText = "これはテストです。";

このコードは、「element」というIDを持つ要素のテキスト値を「これはテストです。」に設定します。

これらのメソッドは、ブラウザの開発者ツールにあるJavaScriptコンソールで手軽に試せます。コンソールで要素を選択して値を代入すれば、その場でページのテキストが変化することを確認できます。たとえば、ページ上の最初の<p>タグの内容を変更したり、テキストを置き換えたい場合にはinnerTextを使用します。インデックス1で指定した2番目の段落の内容が「これはテストです」に変わります。

JavaScriptでinnerHTMLとinnerTextを使ってみよう

それでは、実際にWebページ上のテキストを変更する例を見ていきましょう。ここでは、HTMLに関する質問を表示するシンプルなフラッシュカードWebページを作成します。「答えを見る」ボタンをクリックすると、質問への回答が表示される仕組みです。

Webページを作成する

まず、フロントエンド用のindex.htmlファイルを作成します。

<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <title>HTML フラッシュカードアプリ</title>
        <link rel="stylesheet" href="./styles.css" />
    </head>
    <body>
        <div class="flashcard">
            <h2>ハイパーリンクはテキストにしか使えない?</h2>
            <p>「答えを見る」ボタンを押すと答えが表示されます</p>
            <button id="showAnswer">答えを見る</button>
            <br /> <br />
            <div id="showMessage"></div>
        </div>
        <script src="./scripts.js"></script>
    </body>
</html>

このページでは、3つの要素を含むコンテナを作成しています。1つ目はユーザーへの質問、2つ目は答えの表示方法についての説明文、そして最後に答えを表示するためのボタンです。

続いて、CSSファイル(styles.css)にスタイルを追加して、ページを見栄え良くしていきます。

.flashcard {
    margin: auto;
    width: 50%;
    padding: 50px;
    margin-top: 10%;
    background-color: lightgreen;
    text-align: center;
}

button {
    border: none;
    background-color: hotpink;
    padding: 10px;
    border-radius: 10px;
}

この時点でブラウザを確認すると、フラッシュカードらしい見た目になり、ボタンにもスタイルが適用されていることがわかります。

JavaScriptのinnerHTMLとinnerTextでテキストを変更する

次に、ボタンがクリックされたときに答えが表示されるようにします。まず、JavaScriptコードで使用するテキスト要素とボタン要素を選択します。以下のコードはすべてscripts.jsファイルに記述します。

var answerText = document.querySelector('p');
var button = document.querySelector('button');

続いて、ボタンがクリックされたときに答えを表示するJavaScript関数を作成します。

function showAnswer() {
    answerText.innerText = "いいえ。ハイパーリンクはテキストにも画像にも使えます。";
}

ボタン押下時にこの関数を実行するため、シンプルなイベントリスナーを登録します。このリスナーはボタンのクリックを検知します。

button.addEventListener('click', showAnswer);

これでフラッシュカードアプリの完成です。Webページを開いて「答えを見る」ボタンをクリックすると、段落のテキストが答えを表示する内容に変わります。

JavaScriptのinnerHTMLとinnerTextの使い方と違いを徹底解説

さらに、JavaScriptのinnerHTMLを使って機能を追加することもできます。たとえば、ボタンがクリックされたときにフラッシュカードの下部に赤色のメッセージを表示したい場合は、次のようなコードになります。

var message = document.querySelector('#showMessage');

function showAnswer() {
    answerText.innerText = "いいえ。ハイパーリンクはテキストにも画像にも使えます。";
    message.innerHTML = "<span style='color:red;'>答えを表示しました。</span>";
}

修正したshowAnswer()関数と新しいセレクタでコードを実行すると、ボタンをクリックしたときに赤いメッセージが表示されます。

JavaScriptのinnerHTMLとinnerTextの使い方と違いを徹底解説

ここではinnerHTMLメソッドを使って、HTMLの<span>タグをサイトに追加しました。このタグにより、ユーザーが「答えを見る」ボタンを押したときに赤色で表示されるメッセージが実現できます。

JavaScriptのinnerTextとinnerHTMLの違い

innerTextinnerHTMLはどちらも、タグの内容にアクセスして変更できるプロパティですが、返される内容に違いがあります。

  • innerText:テキストのみを返します。子孫要素や余白(スペーシング)は含まれません。
  • innerHTML:子孫要素や余白を含む、HTMLタグごと文字列として返します。

要素の内容をプレーンテキストとして確認したい場合はinnerTextを、文字列内のすべてのHTMLタグを確認したい場合はinnerHTMLを使うのが適切です。

まとめると、innerTextはプレーンテキストを操作するためのものであり、innerHTMLは文字列としてのHTMLを操作するためのものだと言えます。

なお、innerTextとinnerHTMLはどちらもモダンブラウザで広くサポートされています。

まとめ

innerTextinnerHTMLは、HTML DOMを操作するためのプロパティです。innerTextは要素のテキスト内容のみを返し、innerHTMLは余白や子孫要素を含む要素の内容全体を返します。

最後に、少し挑戦的な課題です。上記のコードを改良して、ボタンを2回クリックしたときに答えを非表示にできるようにしてみましょう。実装すべき仕様は次のとおりです。

  • ユーザーがボタンをクリックしたときに答えを隠す
  • 答えが表示されている間は、ボタンのテキストを「答えを見る」から「答えを隠す」に変更する
  • ユーザーが「答えを隠す」を押した後も、「答えを表示しました」というメッセージは残しておく

JavaScriptをさらに学びたい方は、初心者向けのJavaScriptチュートリアルガイドもぜひ参考にしてください。

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