【Python入門】複数行にわたるステートメントの書き方:括弧と行継続文字の使い方
Pythonにおける複数行ステートメントの基本
Pythonでは、長い式を複数行にわたって記述したい場合に、最も推奨されている方法が丸括弧( )で式全体を囲むというものです。括弧の中であれば、インタプリタが自動的に行の継続を判断してくれるため、特別な記号を追加する必要がありません。
例1:括弧を使って式を改行する
a = (10**2 +
10*5
- 10)
print(a)このコードを実行すると、結果として 140 が出力されます。演算子ごとに改行しても、括弧内であればエラーにならず、可読性の高いコードになります。
例2:行継続文字(バックスラッシュ)を使う
もう一つの方法として、行継続文字であるバックスラッシュ(\)を行末に置くやり方があります。
b = 1 + \
2 + \
3
print(b)各行の末尾に「\」を付けることで、「次の行が同じステートメントの続きである」ことを明示的に示せます。ただし、括弧を使う方法に比べるとやや冗長になるため、実務では括弧による記述が好まれる傾向にあります。
リスト・タプル・辞書の場合の注意点
なお、リスト(List)、タプル(Tuple)、辞書(Dictionary)などのオブジェクトの要素が複数行にまたがる場合には、行継続文字は不要です。これらのデータ構造はもともと括弧で囲まれているため、そのまま改行しても構文エラーにはなりません。この点を覚えておくと、より自然なPythonらしいコードが書けるようになります。
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