Pythonでfloat型の最大値を取得する方法|sys.float_info.maxの使い方
Pythonでは、sysモジュール内にfloat_infoという構造体シーケンス(名前付き要素を持つタプル)が定義されています。この構造体には、浮動小数点数に関するさまざまな情報が格納されており、その中のmax要素を参照することで、Pythonで表現可能な有限のfloat型の最大値を取得できます。
sys.float_info.maxの使い方
以下のように、sysモジュールをインポートしてsys.float_info.maxにアクセスするだけで、最大値を確認できます。
>>> import sys >>> sys.float_info.max 1.7976931348623157e+308
この結果からわかるように、Pythonのfloat型で扱える最大値は約1.7976931348623157 × 10^308です。これはIEEE 754倍精度浮動小数点数(64ビット)で表現できる上限の値に相当します。
最大値を超えるとどうなる?
float型の計算結果がこの最大値を超えると、エラーにはならずinf(無限大)として扱われます。
>>> sys.float_info.max * 2 inf
関連する属性
sys.float_infoには、最大値以外にも便利な属性が含まれています。
- min: 表現可能な最小の正の正規化数(約2.2250738585072014e-308)
- epsilon: 1.0とそれより大きい最小のfloat値との差(マシンイプシロン)
- dig: 正確に丸められる10進数の桁数
float型の限界や精度について調べたい場合は、sys.float_infoを活用するとよいでしょう。
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