Pythonでタプルを宣言する構文とは?基本の書き方と注意点を解説
タプルとは何か
Pythonにおけるタプル(tuple)とは、カンマで区切られた複数の要素からなるシーケンス(並び)のことです。リストとよく似ていますが、タプルはイミュータブル(後から変更できない)という特徴を持っています。
タプルを定義する際、要素全体を括弧()で囲むかどうかは任意です。括弧がなくても、カンマで区切られていればタプルとして認識されます。
カンマ区切りによる基本的な宣言方法
以下のように、括弧あり・なしのどちらの書き方でも同じタプルが生成されます。
>>> t1=(1, "Ravi", 23, 546) >>> t1 (1, 'Ravi', 23, 546) >>> type(t1) <class 'tuple'> >>> t1=1, "Ravi", 23, 546 >>> t1 (1, 'Ravi', 23, 546) >>> type(t1) <class 'tuple'>
type()関数で確認すると、どちらの場合も <class 'tuple'> と表示され、正しくタプル型として作成されていることが分かります。
括弧が必須となるケース:空のタプルと1要素のタプル
一方で、空のタプルや要素が1つだけのタプルを作成したい場合には、括弧が必須となります。特に1要素のタプルでは、値の直後にカンマを付けることが重要なポイントです。
>>> a=() >>> a () >>> type(a) <class 'tuple'> >>> a=(1,) >>> a (1,) >>> type(a) <class 'tuple'>
1要素タプルでカンマを忘れるとどうなる?
例えば「a = (1)」のようにカンマを付けずに記述すると、これはタプルではなく単なる整数 1 として解釈されます。Pythonでは括弧が数式のグループ化として扱われるためです。必ず「(1,)」のように末尾にカンマを添えることで、初めてタプルとして認識されます。
この点は初心者がつまずきやすい箇所なので、覚えておくとよいでしょう。
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