Pythonの辞書(dict)をXMLにシリアル化する方法
Pythonの辞書オブジェクトをXML形式に変換したい場面は少なくありません。データの交換や設定ファイルの生成など、XMLが求められるケースではdicttoxmlというパッケージを使うと、わずか数行のコードで簡単に変換できます。
この記事では、dicttoxmlを使った辞書からXMLへの変換手順を、インストールからファイル保存まで順を追って解説します。
1. dicttoxmlパッケージをインストールする
まずはpipコマンドでdicttoxmlパッケージをインストールしましょう。
pip3 install dicttoxml
2. 辞書オブジェクトを作成する
変換元となる辞書オブジェクトを作成します。ここでは例として、名前・年齢・点数を持つ辞書を用意しました。
>>> D1 = {"name": "Ravi", "age": 21, "marks": 55}3. dicttoxml()関数でXMLに変換する
次に、dicttoxmlパッケージからdicttoxml()関数をインポートし、引数に先ほどの辞書D1を渡します。この関数は、辞書のXML表現をエンコード済みのバイト列(bytes型)として返します。
>>> from dicttoxml import dicttoxml >>> xml = dicttoxml(D1)
4. decode()で読める文字列に変換する
戻り値はバイト列なので、decode()メソッドを使って通常の文字列(str型)にデコードします。
結果の文字列には、XML宣言とともに辞書の内容がXML形式で格納されています。各要素には型情報(type属性)も自動的に付与されるのが特徴です。
>>> xml = xml.decode() >>> xml '<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><root><name type="str">Ravi</name><age type="int">21</age><marks type="int">55</marks></root>'
5. XMLファイルとして保存する
変換したXML文字列は、そのままファイルに書き出すこともできます。以下のようにファイルを開いて書き込み、忘れずに閉じましょう。
>>> xmlfile = open("dict.xml", "w")
>>> xmlfile.write(xml)
>>> xmlfile.close()なお、with文を使えばファイルを自動的にクローズできるため、より安全です。
>>> with open("dict.xml", "w") as f:
... f.write(xml)まとめ
dicttoxmlパッケージを使えば、Pythonの辞書をXML形式へ簡単にシリアル化できます。手順は以下の通りです。
- pip3 install dicttoxml でパッケージをインストール
- dicttoxml(辞書) を呼び出してバイト列を取得
- decode() で文字列に変換
- 必要に応じてファイルへ保存
JSONとの相互変換やWeb APIでのデータ送受信などにも応用できるので、ぜひ活用してみてください。
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