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Pythonのテキストシーケンス型(str)とは?文字列の基本と主要メソッドを解説

Pythonでは、strオブジェクトがテキスト(文字列)型のデータを扱います。文字列はイミュータブル(変更不可)であり、Unicode文字のシーケンス(並び)として表現されます。

文字列リテラルを定義するには、シングルクォート、ダブルクォート、またはトリプルクォートを使用できます。

  • 'シングルクォートを使った文字列'
  • "ダブルクォートを使った文字列"
  • '''シングルクォート3つで囲んだ文字列''' または """ダブルクォート3つで囲んだ文字列"""

特にトリプルクォートを使うと、複数行にわたる文字列をそのまま代入できるのが特徴です。改行やインデントを含む長いテキストを扱う際に便利です。

主な文字列メソッド一覧

Pythonには文字列操作のための組み込みメソッドが多数用意されています。よく使われる代表的なメソッドを以下にまとめました。

No.メソッド名と説明
1

s.capitalize()

先頭の文字を大文字に変換します。

2

s.center(width[, fillchar])

指定した幅になるよう文字列を中央揃えし、余白を指定した文字で埋めます。デフォルトは半角スペースです。

3

s.count(sub[, start[, end]])

文字列内に部分文字列が出現する回数を数えます。

4

s.find(sub[, start[, end]])

部分文字列が最初に出現する位置(インデックス)を返します。見つからない場合は -1 を返します。

5

s.format(*args, **kwargs)

文字列を整形して、見やすい出力を生成します。

6

s.isalnum()

すべての文字が英数字かどうかを判定します。

7

s.isalpha()

すべての文字がアルファベットかどうかを判定します。

8

s.isdigit()

すべての文字が数字かどうかを判定します。

9

s.isspace()

文字列が空白文字のみで構成されているかを判定します。

10

s.join(iterable)

イテラブル内の各要素を、指定した区切り文字で連結します。

11

s.ljust(width[, fillchar])

左詰めの文字列を返します。

12

s.rjust(width[, fillchar])

右詰めの文字列を返します。

13

s.lower()

すべて小文字に変換します。

14

s.split(sep=None, maxsplit=-1)

指定した区切り文字で文字列を分割します。

15

s.strip([chars])

文字列の先頭・末尾から指定した文字を取り除きます。省略時は空白を削除します。

16

s.swapcase()

大文字を小文字に、小文字を大文字に入れ替えます。

17

s.upper()

すべて大文字に変換します。

18

s.zfill(width)

指定した桁数になるまで左側をゼロで埋めます。

サンプルコード

myStr1 = 'This is a Python String'
myStr2 = "hello world"

print(myStr2)
print(myStr2.capitalize())

print(myStr2.center(len(myStr1)))
print(myStr1)

print(myStr1.find('Py')) # 部分文字列 'Py' の位置を取得
myStr3 = 'abc123'
print(myStr3.isalnum())
print(myStr3.isdigit())

print('AB'.join('XY'))
print(myStr2.rjust(20, '_')) # 右詰めにして '_' で埋める
print(myStr1.swapcase())

print('2509'.zfill(10)) # ゼロ埋めして10桁の文字列にする

実行結果

hello world
Hello world
      hello world      
This is a Python String
10
True
False
XABY
_________hello world
tHIS IS A pYTHON sTRING
0000002509

まとめ

Pythonの文字列(str型)はイミュータブルなUnicodeシーケンスであり、豊富な組み込みメソッドによって柔軟なテキスト処理が可能です。大文字・小文字の変換、検索、分割、結合、書式整形など、日常的な文字列操作はこれらのメソッドだけでほぼカバーできます。まずは capitalize()、find()、split()、join() などの頻出メソッドから使いこなせるようにしておくとよいでしょう。

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