Pythonで現在の時刻を取得する方法【timeモジュールの使い方】
はじめに
Pythonでは、標準ライブラリの time モジュールを使うことで、現在の時刻を簡単に取得できます。エポック(1970年1月1日 00:00:00 UTC)からの経過秒数を表す浮動小数点値を localtime() などの関数に渡すと、年・月・日・時刻など9つの要素すべてが有効な「時間タプル(time.struct_time)」として受け取ることができます。
サンプルコード
以下は、現在のローカル時刻を取得して表示する基本的な例です。
#!/usr/bin/python3
import time
localtime = time.localtime(time.time())
print("現在のローカル時刻 :", localtime)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。この値は、あとで紹介する方法を使えば、任意の読みやすい形式に整形することも可能です。
現在のローカル時刻 : time.struct_time(tm_year=2013, tm_mon=7, tm_mday=17, tm_hour=21, tm_min=26, tm_sec=3, tm_wday=2, tm_yday=198, tm_isdst=0)
struct_time の各フィールドの意味
localtime() が返す struct_time オブジェクトには、以下の情報が格納されています。
- tm_year: 年
- tm_mon: 月(1〜12)
- tm_mday: 日(1〜31)
- tm_hour: 時(0〜23)
- tm_min: 分(0〜59)
- tm_sec: 秒(0〜61)
- tm_wday: 曜日(月曜日が0)
- tm_yday: 年初からの通算日(1〜366)
- tm_isdst: 夏時間フラグ(0:無効、1:有効、-1:不明)
見やすい形式に整形する(strftime)
取得した時刻を人間が読みやすい文字列に変換したい場合は、strftime() メソッドが便利です。
import time
localtime = time.localtime(time.time())
formatted = time.strftime("%Y-%m-%d %H:%M:%S", localtime)
print(formatted) # 出力例: 2013-07-17 21:26:03まとめ
time.time() でエポックからの経過秒数を取得し、time.localtime() で構造化された時刻情報へ変換するのが基本の流れです。表示形式を整えたい場合は strftime() を組み合わせることで、用途に応じた柔軟な時刻表示が実現できます。
-
Pythonでのベクトル化とは?NumPyによる高速な配列演算の基礎を解説
本記事では、Python 3.xにおける「ベクトル化(Vectorization)」の概念と、その実装に用いられるさまざまなテクニックについて解説します。ループ処理を排除した効率的なコードの書き方を、具体例とともに見ていきましょう。 ベクトル化とは何か? ベクトル化とは、ループを使用せずに配列操作を実装するテクニックです。関数を活用することで、コードの実行時間や計算時間を大幅に短縮できます。 ベクトル化では、配列に対して個別に処理を行うのではなく、ベクトル全体に対して一括で演算を実行します。代表的な演算には以下のようなものがあります。 ドット積(内積・スカラー積):2つのベクトルから単一のス
-
Pythonで作るWebサイトアラーム!指定時刻に自動でページを開く方法
はじめに この記事では、Pythonを使って「Webサイトアラーム」を作成する方法を解説します。あらかじめURLと時刻を指定しておくと、システムの時刻がその瞬間に達したとき、自動的にブラウザで目的のWebページを開いてくれるシンプルな仕組みです。 課題の概要 WebサイトのURLと時刻を入力として受け取り、システム時刻が指定時刻に達したタイミングで、ブラウザ上に該当するWebページを表示します。 ブックマークには日々利用するさまざまなWebページを保存できますが、「毎日決まった時刻に特定のページを開いて作業したい」という場面は少なくありません。たとえば、朝会の資料ページや業務システムへのログ