文字列がすべて母音で構成されているか判定するPythonプログラム
プログラミングをしていると、特定の条件を満たす入力だけを受け付けたい場面に出くわすことがあります。この記事では、その一例として母音のみで構成された単語だけを受け入れるプログラムを作成し、入力が有効かどうかを判定して結果を表示する方法を解説します。
アプローチの流れ
まず、処理の手順を段階的に確認しておきましょう。
- 母音のリスト ['A', 'E', 'I', 'O', 'U', 'a', 'e', 'i', 'o', 'u'] を定義する
- 判定対象となる単語または文を用意する
- 単語や文を1文字ずつ走査し、その文字が母音リストに含まれているかどうかを確認する
3.1. 母音以外の文字が見つかった場合は、ループを抜けて「Not accepted」と表示する
- すべての文字が母音であれば「Accepted」と表示する
コード例
それでは、上記の手順を実際のPythonコードに書き起こしてみましょう。
def check_vowels(string):
# 母音のリスト
vowels = ['A', 'E', 'I', 'O', 'U', 'a', 'e', 'i', 'o', 'u']
# 文字列を1文字ずつ走査
for char in string:
if char not in vowels:
print(f"{string}: Not accepted")
break
else:
print(f"{string}: Accepted")
if __name__ == '__main__':
# 判定する文字列を用意
string_1 = "tutorialspoint"
string_2 = "AEiouaieeu"
# 文字列のチェックを実行
check_vowels(string_1)
check_vowels(string_2)
実行結果
上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
tutorialspoint: Not accepted AEiouaieeu: Accepted
ポイント解説:for-else構文
このプログラムで注目したいのは、for文とelseを組み合わせた「for-else」構文です。Pythonでは、ループがbreakによって中断されずに最後まで完走した場合に限り、elseブロックが実行されます。これにより、「文字列中のすべての文字が母音だった場合」だけAcceptedと表示できる仕組みになっています。
まとめ
今回紹介した考え方は、母音の判定に限らず応用できます。たとえば「数字のみの文字列」「アルファベットのみの文字列」など、さまざまな条件に基づいて入力を検証するプログラムに発展させることが可能です。本チュートリアルについて不明な点がありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。
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