Pythonのpyfigletモジュールで作るASCIIアート:フォントを切り替えてスタイリッシュなテキストを表示する方法
ターミナルやコンソール上で目を引く装飾テキストを表示したいと思ったことはありませんか?Pythonのpyfigletモジュールを使えば、文字をASCIIアートとして美しく出力できます。このモジュールはFIGletの仕組みをPythonから利用できるようにしたもので、多数のフォントスタイルを自由に切り替えながら、お好みのデザインでテキストを描画できるのが魅力です。
本記事では、pyfigletの基本的な使い方から、代表的なフォントごとの出力例まで、実際のコードとともにわかりやすく解説します。
pyfigletモジュールのインストール
まずはpipコマンドでpyfigletをインストールしましょう。
pip install pyfiglet
インストールが完了すれば、すぐにASCIIアートの生成を始められます。
基本の使い方(デフォルトフォント)
最もシンプルな使い方は、figlet_format()関数に表示したい文字列を渡すだけです。フォントを指定しない場合は、標準のフォントで出力されます。
# pyfigletモジュールをインポート
import pyfiglet
# デフォルトフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point")
print(out)このコードを実行すると、「Point」という文字が大きなASCIIアートとして表示されます。

slantフォント:斜めのスタイリッシュなデザイン
font引数に「slant」を指定すると、斜体風のシャープなデザインになります。
# pyfigletモジュールをインポート
import pyfiglet
# slantフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="slant")
print(out)
3-dフォント:立体感のある表示
「3-d」フォントを使うと、文字に奥行きを持たせた立体的な表現が可能です。
# pyfigletモジュールをインポート
import pyfiglet
# 3Dフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="3-d")
print(out)
3x5フォント:コンパクトなドット表示
「3x5」は小さなドットマトリクス風のミニマルなフォントです。スペースが限られた場面に適しています。
# pyfigletモジュールをインポート
import pyfiglet
# 3x5フォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="3x5")
print(out)
alligatorフォント:ワイルドな装飾体
「alligator」は独特の雰囲気を持つ装飾的なフォントで、個性的な演出にぴったりです。
import pyfiglet
# alligatorフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="alligator")
print(out)
dotmatrixフォント:レトロなドットマトリクス風
「dotmatrix」は昔のドットプリンタのようなレトロな質感が特徴のフォントです。
import pyfiglet
# dotmatrixフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="dotmatrix")
print(out)
bubbleフォント:ふわふわのバブル文字
「bubble」フォントは、風船のように丸みを帯びたかわいらしいデザインです。実行結果は次のようになります。
import pyfiglet
# bubbleフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="bubble")
print(out)_ _ _ _ _ / \ / \ / \ / \ / \ ( P | o | i | n | t ) \_/ \_/ \_/ \_/ \_/
digitalフォント:デジタル時計風の表示
「digital」フォントは、電光掲示板やデジタル時計のような印象的な出力になります。
import pyfiglet
# digitalフォントでテキストを出力
out = pyfiglet.figlet_format("Point", font="digital")
print(out)+-+-+-+-+-+ |P|o|i|n|t| +-+-+-+-+-+
利用可能なフォント一覧を確認するには
pyfigletには数百種類のフォントが用意されています。以下のコードで、環境で使えるすべてのフォント名を確認できます。
import pyfiglet fonts = pyfiglet.FigletFont.getFonts() print(fonts)
まとめ
pyfigletモジュールを使えば、たった数行のコードで多彩なASCIIアートを生成できます。CLIツールのバナー表示、スクリプトの開始メッセージ、ログの出力装飾など、さまざまな場面で活躍する便利なライブラリなので、ぜひ自分のプロジェクトにも取り入れてみてください。
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