Pythonで文字列内の母音を数えて表示する方法
文字列が与えられたとき、その中に母音(a、e、i、o、u)がそれぞれ何個含まれているかを調べるのは、Pythonプログラミングでよく使われるテクニックです。本記事では、代表的な2つのアプローチ「setを使う方法」と「fromkeysを使う方法」を、サンプルコードと実行結果あわせて解説します。
set(集合)を使う方法
まず文字列から重複を除いた一意な文字を抽出し、それが母音を表す文字列に含まれているかどうかを判定します。この方法では、文字列内に出現した母音の種類をひと目で確認できます。
サンプルコード
stringA = "Tutorialspoint is best"
print("Given String: \n", stringA)
vowels = "AaEeIiOoUu"
# 母音を取得
res = set([each for each in stringA if each in vowels])
print("The vowels present in the string:\n ", res)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような結果が得られます。
Given String:
Tutorialspoint is best
The vowels present in the string:
{'e', 'i', 'a', 'o', 'u'}リスト内包表記で文字列の各文字を走査し、母音に該当するものだけをsetに格納することで、重複のない母音の一覧が得られています。
fromkeysを使う方法
dict.fromkeys()メソッドを利用すると、各母音を辞書のキーとして扱い、出現回数を正確に集計できます。大文字と小文字の違いを無視するため、casefold()で文字列をあらかじめ小文字に統一している点がポイントです。
サンプルコード
stringA = "Tutorialspoint is best"
# 大文字小文字を区別しない
stringA = stringA.casefold()
vowels = "aeiou"
def vowel_count(string, vowels):
# 母音を辞書のキーとして初期化(初期値は0)
count = {}.fromkeys(vowels, 0)
# 各母音の出現回数をカウント
for v in string:
if v in count:
# 出現するたびにカウントを増やす
count[v] += 1
return count
print("Given String: \n", stringA)
print("The count of vowels in the string:\n ", vowel_count(stringA, vowels))実行結果
上記のコードを実行すると、次のような結果が得られます。
Given String:
tutorialspoint is best
The count of vowels in the string:
{'a': 1, 'e': 1, 'i': 3, 'o': 2, 'u': 1}まとめ
setを使う方法は「どの母音が含まれているか」という種類の把握に適しており、処理もシンプルです。一方、fromkeysを使う方法は「各母音が何回出現したか」という詳細な集計が必要な場合に便利です。目的に応じて両者を使い分けることで、文字列解析を効率的に行えます。
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