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Rのリストの全要素をforループで出力する方法

Rでは、ベクトルに対して使うforループと、リストに対して使うforループに本質的な違いはなく、通常どおりの構文でそのまま利用できます。たとえば、Listという名前のリストのすべての要素を表示したい場合は、for(i in List){print(i)}と書くだけです。ここで変数iは、ループが1周するごとにList内の各ベクトルを順番に参照します。

サンプルリストの作成

まず、さまざまな種類のベクトルを含むリストを作成します。文字ベクトル、正規分布・ポアソン分布・一様分布・指数分布に従う乱数、丸めた整数値、そして1から100までの連続数列を要素として持たせています。

List <- list(A = LETTERS[1:26],
            B = rnorm(50, 2, 1),
            C = rpois(100, 5),
            D = runif(50, 2, 3),
            E = rexp(50, 3),
            F = round(runif(50, 1, 5), 0),
            G = 1:100)
List

実行結果

$A
 [1] "A" "B" "C" "D" "E" "F" "G" "H" "I" "J" "K" "L" "M" "N" "O" "P" "Q" "R" "S"
[20] "T" "U" "V" "W" "X" "Y" "Z"

$B
[1] 2.00587546 2.51976609 3.00092888 -0.09322055 1.28160375 2.51372850
[7] 1.85064902 0.94698668 1.80576447 3.48364091 -0.10322959 0.47136545
(中略)

$C
[1] 4 4 4 6 2 4 2 5 6 5 2 2 4 7 3 7 5 4 8 3 13 7 6 9 3
(中略)

$D
[1] 2.637729 2.178234 2.080350 2.644874 2.311054 2.341333 2.258483 2.563977
(中略)

$E
[1] 0.08559215 0.06408238 0.33736840 0.15217964 0.33952192 0.66868500
(中略)

$F
[1] 4 2 5 4 3 2 3 1 4 3 4 2 4 2 5 4 3 2 3 4 5 5 2 3 3 4 4 3 2 3 4 5 2 3 3 1 2 3
[39] 4 3 3 4 2 2 2 2 4 4 3 4

$G
[1] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
(中略)
[91] 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100

forループですべての要素を出力する

続いて、forループを作成し、リストのすべての要素を順番に出力します。

for(i in List){
  print(i)
}

実行結果

このコードを実行すると、リストの各要素(各ベクトル)が要素名なしで、格納されている順に1つずつコンソールへ出力されます。

[1] "A" "B" "C" "D" "E" "F" "G" "H" "I" "J" "K" "L" "M" "N" "O" "P" "Q" "R" "S"
[20] "T" "U" "V" "W" "X" "Y" "Z"
 [1] 1.93632043 3.44600787 -0.37548663 0.02820313 1.53779313 2.29151897
(中略)
 [1] 3 6 4 6 4 8 4 4 3 2 5 4 4 9 12 6 3 9 5 3 7 2 1 5 2
(中略)
 [1] 2.579936 2.108718 2.543215 2.724927 2.241931 2.664744 2.361368 2.821100
(中略)
 [1] 1.008710228 0.017209109 0.685317405 0.096104104 0.039369900 0.008391454
(中略)
 [1] 3 1 3 5 2 1 2 2 1 3 3 4 2 4 3 5 1 3 5 1 2 1 4 3 3 4 3 4 4 4 3 2 1 3 4 4 4 2
[39] 4 4 5 5 4 4 4 3 1 2 4 3
 [1] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
(中略)
[91] 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100

応用:インデックスや要素名を使う方法

for(i in List)と書くと、iには各要素の「中身」が直接代入されます。要素名や位置情報も必要な場合は、seq_along()names()を組み合わせると便利です。

# インデックスでアクセスする場合
for(i in seq_along(List)){
  print(List[[i]])
}

# 要素名と一緒に表示する場合
for(name in names(List)){
  cat("要素名:", name, "\n")
  print(List[[name]])
}

このように、Rのforループはリストに対してもベクトルと同じ感覚で使えます。リストの各要素を順に処理したいときは、まずシンプルなfor(i in List)の形を試し、必要に応じてseq_along()names()を活用するとよいでしょう。

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