Pythonで3×nのボックスを2×1のドミノで埋める方法の数を数えるプログラム
数 n が与えられたとき、3 × n の長方形ブロックを 1 × 2 のドミノ(骨牌)で隙間なく埋める方法が何通りあるかを求めます。ドミノは必要に応じて縦にも横にも回転させて配置できます。答えが非常に大きな値になる可能性があるため、10^9 + 7 で割った余りを返します。
例えば、入力が n = 4 の場合、出力は 11 となります。
解き方のアプローチ
この問題は動的計画法(DP)を使うことで効率的に解けます。まず重要なポイントとして、次のことが挙げられます。
- n が奇数の場合: マスの総数は 3 × n となり奇数になります。しかし、各ドミノは必ず 2 マスを覆うため、奇数個のマスを埋め尽くすことは不可能です。したがって答えは常に 0 になります。
- n が偶数の場合: 幅を 2 ずつ広げながら漸化式で数え上げていきます。
計算では、次の 2 つの状態を管理します。
- cs(complete): 現在の幅までを完全に埋め尽くす方法の数
- os(other): 一部が欠けた形状など、途中の配置パターンに対応する方法の数
アルゴリズムの手順は以下のとおりです。
- m = 10^9 + 7 とする
- n が奇数であれば 0 を返す
- cs := 1、os := 0 で初期化する
- i を 2 から n まで 2 ずつ増やしながら繰り返す(※両方の更新式は直前の値を使って同時に計算する)
- cs := 3 × cs + os
- os := 2 × cs + os
- cs mod m を返す
実際に値を追ってみると、n = 2 のとき cs = 3、n = 4 のとき cs = 11、n = 6 のとき cs = 41 となり、正しく数え上げられていることが確認できます。計算量は O(n)、必要なメモリは O(1) と非常に効率的です。
Pythonでの実装例
理解を深めるために、以下の実装を見てみましょう。
class Solution: def solve(self, n): m = (10 ** 9 + 7) if n % 2 == 1: return 0 cs = 1 os = 0 for i in range(2, n + 1, 2): cs, os = (3 * cs + os, 2 * cs + os,) return cs % m ob = Solution() n = 4 print(ob.solve(n))
入力
4
出力
11
-
Pythonでn個のノードから構成できる二分探索木(BST)の数を求める方法
問題の概要互いに異なるn個のノードが与えられたとき、それらを二分探索木(BST:Binary Search Tree)として配置する方法が何通りあるかを求めることを考えます。二分探索木には「左部分木には常に親より小さい値が、右部分木には常に親より大きい値が格納される」という重要な性質があります。この問題を解くには、カタラン数(Catalan Number)を利用します。カタラン数 C(n) は、n個の異なるキーから構成できる二分探索木の総数を正確に表すことが知られています。計算式は次のとおりです。$$C(n)=\frac{(2n)!}{(n+1)!\times n!}$$例えば、入力が n =
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Pythonで0からnの値で形成できる一意な二分探索木の個数を求めるプログラム
ある整数 n が与えられたとき、[0, n)(0 以上 n 未満)の範囲の数値を使って生成できる一意な二分探索木(BST)の個数を求めることを考えます。答えが非常に大きくなる可能性があるため、結果は 10^9 + 7 で割った余りを返します。 たとえば、入力が n = 3 の場合、出力は 5 になります。これは {0, 1, 2} の3つの値から作れる二分探索木の形状がちょうど5通り存在するためです。 この問題の鍵となる「カタラン数」 二分探索木の個数は、キーの具体的な値には依存せず、ノードの個数 n だけで決まります。n 個のノードから構成できる二分探索木の総数は、数学では「カタラン数」とし