Pythonのuuencodeモジュールでファイルをエンコード・デコードする方法
ファイル転送の際には、暗号化や圧縮、あるいは異なるOSやファイル読み込みプログラムでの処理に対応するなど、さまざまな理由からファイルのエンコード・デコードが必要になることがよくあります。Python標準ライブラリのuuモジュールを使えば、こうしたエンコードとデコードを簡単に行うことができます。
ファイルのエンコード
ここでは、以下の画像ファイルを使用して、エンコードを行い、その後デコードして元の画像を復元してみます。

次のプログラムでは、encode関数を使って指定した画像をエンコードし、エンコード後のファイル内容を読み出して表示しています。
サンプルコード
import uu
infile = "E:\tp_logo.JPG"
uu.encode(infile, 'encoded_logo.JPG')
f = open("E:\TP\encoded_logo.JPG", 'r')
print(f.read())上記のコードを実行すると、次のような結果が得られます。
実行結果
begin 666 tp_logo.JPG M_]C_X 02D9)1@ ! 0$ D "0 #_X1"*17AI9@ 34T *@ @ ! $[ ( M ( (2H=I 0 ! (4IR= $ 0 0<NH< < @, /@ M <Z@ @ M ………….
このように、エンコードされたファイルには「begin」行で始まるuuencode形式のテキストデータが出力されます。バイナリ画像がASCII文字列に変換されているのが確認できます。
ファイルのデコード
続いて、モジュールのdecode関数を使用して、エンコードされたファイルを復号化し、「decoded_logo.JPG」という名前で新しい画像を作成します。デコードされた画像は元の画像と完全に一致していることがわかります。
サンプルコード
import uu
uu.decode('encoded_logo.JPG', 'decoded_logo.JPG')上記のコードを実行すると、元の画像が復元されます。
実行結果

まとめ
uuモジュールのencode関数は入力ファイルと出力ファイルのパスを引数に取り、バイナリデータをテキスト形式に変換します。逆にdecode関数は、エンコードされたテキストファイルから元のバイナリデータを復元します。なお、Python 3.11以降ではuuモジュールは非推奨となっているため、新規プロジェクトではbase64モジュールなどの利用も検討するとよいでしょう。
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