PythonのCounterとsetを使って要素の出現頻度がすべて同じかどうかを確認する方法
文字列やリストに含まれる各要素の出現頻度(カウント数)がすべて同じかどうかを確認したいケースはよくあります。このような場合は、標準ライブラリの collections モジュールから Counter をインポートし、入力データを Counter オブジェクトに変換します。次に、各要素のカウント値(辞書の値)を set に変換して重複を排除し、さらにリスト化します。得られたリストの長さや値の差をもとに頻度の一致を判定し、結果をコンソールに出力します。
以下に具体的な実装例を示します。
サンプルコード
from collections import Counter
def check_all_same(my_input):
my_dict = Counter(my_input)
input_2 = list(set(my_dict.values()))
if len(input_2) > 2:
print('The frequencies are not same')
elif len(input_2) == 2 and input_2[1] - input_2[0] > 1:
print('The frequencies are not same')
else:
print('The frequencies are same')
my_str = 'xxxyyyzzzzzz'
print("The string is :")
print(my_str)
check_all_same(my_str)
実行結果
The string is : xxxyyyzzzzzz The frequencies are not same
コードの解説
まず、必要なパッケージ(
collections.Counter)をインポートします。引数を1つ受け取る関数
check_all_sameを定義します。入力データを
Counterに変換し、変数my_dictに代入します。これにより、各要素とその出現回数が辞書形式で格納されます。.valuesメソッドでカウント値(辞書の値)のみを取り出し、setに変換することで重複を除去します。その結果を再度
listに変換し、変数input_2に代入します。リストの長さが2より大きい場合、3種類以上の異なるカウント値が存在するため、頻度は一致していません。
リストの長さが2の場合でも、2つのカウント値の差が1より大きければ、頻度は一致していません。
それ以外の場合は、すべての要素の頻度が同じであると判断できます。
関数の外側で文字列
'xxxyyyzzzzzz'を定義し、この文字列を引数として関数を呼び出します。判定結果がコンソールに出力されます。
補足:なぜ「頻度が同じではない」と判定されるのか
この例では、文字列 'xxxyyyzzzzzz' のうち 'x' は3回、'y' は3回、'z' は6回出現します。したがって Counter の中身は {'x': 3, 'y': 3, 'z': 6} となり、カウント値の集合は {3, 6} です。集合の長さは2であり、その差は 6 − 3 = 3 で1より大きいため、「頻度は同じではない」という結果が出力されます。もしすべての文字が同じ回数出現していれば、カウント値の集合の長さは1になり、「頻度は同じ」と判定されます。
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