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PythonとMySQLで2つのテーブルを右結合(RIGHT JOIN)する方法

SQLでは、共通の列や指定した条件に基づいて、2つのテーブルを結合することができます。テーブルを結合するためのJOINには複数の種類があり、それぞれ動作が異なります。

この記事では、その中でもRIGHT JOIN(右結合)について詳しく解説します。RIGHT JOINでは、2番目のテーブル(右側のテーブル)のすべてのレコードが必ず結果に含まれます。左側のテーブルからは、条件に一致するレコードだけが右側のレコードに紐付けられます。もし右側のテーブルのある行に対して一致するレコードが左側に存在しない場合、その行には None が設定されます。

結合は何らかの条件に基づいて行われますが、RIGHT JOINの場合は条件に関係なく、右側のテーブルの全レコードが常に結果に含まれる点が特徴です。

基本構文

SELECT column1, column2...
FROM table_1
RIGHT JOIN table_2 ON condition;

サンプルテーブル

ここでは、「Students(学生)」と「Department(学科)」という2つのテーブルを例に説明します。

Students テーブル

+----------+--------------+-----------+
|    id    | Student_name | Dept_id   |
+----------+--------------+-----------+
|    1     |    Rahul     |    120    |
|    2     |    Rohit     |    121    |
|    3     |    Kirat     |    121    |
|    4     |    Inder     |    123    |
+----------+--------------+-----------+

Department テーブル

+----------+-----------------+
| Dept_id  | Department_name |
+----------+-----------------+
|    120   |      CSE        |
|    121   |   Mathematics   |
|    122   |     Physics     |
+----------+-----------------+

両方のテーブルに共通して存在する dept_id 列をキーとして、RIGHT JOINを実行してみましょう。

PythonでMySQLを使って右結合を行う手順

  • MySQLコネクタをインポートする

  • connect() メソッドを使ってデータベースとの接続を確立する

  • cursor() メソッドでカーソルオブジェクトを作成する

  • 適切なSQL文を使ってクエリを作成する

  • execute() メソッドでSQLクエリを実行する

  • 処理が完了したら接続を閉じる

実装例

import mysql.connector

db = mysql.connector.connect(
    host="your host",
    user="your username",
    password="yourpassword",
    database="database_name"
)

cursor = db.cursor()
query = """SELECT Students.Id, Students.Student_name, Department.Department_name
FROM Students RIGHT JOIN Department ON Students.Dept_Id = Department.Dept_Id"""
cursor.execute(query)
rows = cursor.fetchall()
for x in rows:
    print(x)

db.close()

実行結果

(1, 'Rahul', 'CSE')
(2, 'Rohit', 'Mathematics')
(3, 'Kirat', 'Mathematics')
(None, None, 'Physics')

結果のポイント

注目すべきは最後の行です。「Physics」学科(Dept_id: 122)には該当する学生が存在しないため、Studentsテーブル側の値はすべて None になっています。それでもPhysicsのレコード自体は結果に含まれています。

これはまさにRIGHT JOINの特徴であり、右側のテーブルの全レコードが、一致の有無にかかわらず必ず結果に含まれることを示しています。逆に、左側のテーブルにのみ存在する「Inder」(Dept_id: 123)のレコードは、対応する学科が存在しないため結果には表示されません。

このように、RIGHT JOINは「基準となるテーブル(右側)のデータを一切欠落させたくない場合」に非常に便利な結合方法です。

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