Pythonでリストから辞書を作成する方法|dict.fromkeys()の使い方を解説
Pythonでリストから辞書(ディクショナリ)を作成したい場合、dictクラスが提供するfromkeys()メソッドを使うのが最もシンプルな方法です。このメソッドは、リストの各要素をキーとし、指定した値をすべてのキーに共通して設定した新しい辞書を生成します。
サンプルコード
以下に具体的な使用例を示します。
my_list = ['Hi', 'Will', 'how', 'Python', 'cool']
print("The list is ")
print(my_list)
my_dict = dict.fromkeys(my_list, "my_value")
print(my_dict)
実行結果
The list is
['Hi', 'Will', 'how', 'Python', 'cool']
{'Hi': 'my_value', 'Will': 'my_value', 'how': 'my_value', 'Python': 'my_value', 'cool': 'my_value'}
コードの解説
まず、文字列のリストを定義し、その内容をコンソールに表示します。
dictクラスのfromkeys()メソッドを呼び出すことで、リストの各要素が辞書のキーへと変換されます。第2引数として渡した値(ここでは
"my_value")が、すべてのキーに対する共通の値として設定されます。生成された辞書は変数に代入され、最後にコンソールへ出力されます。
補足:fromkeys()を使う際の注意点
fromkeys()の第2引数を省略した場合、すべてのキーの値は None になります。
また、リストなどのミュータブル(変更可能)なオブジェクトをデフォルト値として指定すると、すべてのキーが同一のオブジェクトを参照するため、一方の値を変更すると他方にも影響が及ぶ点に注意が必要です。このようなケースでは、辞書内包表記を使うと安全です。
# 辞書内包表記を使った例(各キーに独立した空リストを設定)
my_dict = {key: [] for key in my_list}
状況に応じてfromkeys()と辞書内包表記を使い分けることで、より堅牢で読みやすいコードを書くことができます。
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