Pythonでバイナリ文字列を「1」の数が等しい3つに分割する方法の数を求めるプログラム
問題の概要
バイナリ文字列 s が与えられたとき、これを3つの空でない文字列 s1、s2、s3 に分割することを考えます。このとき、s1 + s2 + s3 = s(連結)が成り立ち、かつ各部分文字列に含まれる '1' の個数がすべて等しくなるような分割方法の数を求めます。答えは非常に大きな値になる可能性があるため、10^9 + 7 で割った余りを返します。
例えば、入力が s = "11101011" の場合、出力は 2 になります。「11 | 1010 | 11」と「11 | 101 | 011」の2通りの分割方法が存在するためです。
解法のアプローチ
この問題は、以下の手順で解くことができます。
count:= 文字列sに含まれる'1'の総数を数えるm:= 10^9 + 7(剰余計算用の定数)ans:= サイズ2の配列を用意し、0で初期化するcountを3で割った余りが0でない場合 →'1'を3等分できないため 0 を返すcountが0の場合 → どの位置で分割しても条件を満たすため、(n-1)C2 mod mを返す(n は文字列の長さ)left:= 0、right:= 文字列の長さ - 1、cum_s:= 0、cum_e:= 0 で初期化するcum_sまたはcum_eがcount // 3以下である間、以下を繰り返すs[left]が'1'ならcum_sをインクリメントs[right]が'1'ならcum_eをインクリメントcum_sがcount // 3と等しければans[0]をインクリメントcum_eがcount // 3と等しければans[1]をインクリメントleftを1増やし、rightを1減らす
- 最後に
(ans[0] * ans[1]) mod mを返す
アルゴリズムのポイント
このアルゴリズムの鍵は、左から数えて count // 3 個目の '1' に到達できる位置の数(ans[0])と、右から数えて count // 3 個目の '1' に到達できる位置の数(ans[1])を掛け合わせる点にあります。両端の分割位置を決めれば、中央の部分には自動的に残りの count // 3 個の '1' が含まれるため、全体の分割方法の数は ans[0] × ans[1] で求まります。
実装例
理解を深めるために、以下の実装例をご覧ください。なお、comb 関数を使用する場合は from math import comb のインポートが必要です。
def solve(s):
count = s.count("1")
m = 10**9 + 7
ans = [0, 0]
if count % 3 != 0:
return 0
elif count == 0:
return comb(len(s)-1,2) % m
left = 0
right = len(s)-1
cum_s = 0
cum_e = 0
while(cum_s <= count//3 or cum_e <= count//3):
if s[left] == "1":
cum_s+=1
if s[right] == "1":
cum_e+=1
if cum_s == count//3:
ans[0]+=1
if cum_e == count//3:
ans[1]+=1
left += 1
right -= 1
return (ans[0]*ans[1]) % m
s = "11101011"
print(solve(s))入力
"11101011"
出力
2
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