【Python】バイナリ文字列に含まれる「1」のみの部分文字列を数えるアルゴリズム
バイナリ文字列 s が与えられたとき、「1」だけで構成される部分文字列(substring)の総数を求める問題を考えてみましょう。答えが非常に大きくなる可能性がある場合は、結果を 109+7 で割った余りを返します。
問題の例
たとえば、入力が s = "100111" の場合を考えます。このとき出力は 7 になります。
なぜなら、「1」のみを含む部分文字列は次の 7 つだからです。
- 「1」 × 4つ(各位置にある単独の1)
- 「11」 × 2つ
- 「111」 × 1つ
解法のアプローチ
この問題は、文字列を左から右へ一度走査するだけで解くことができます。ポイントは、「現在位置で終わる『1』のみの部分文字列の数」を累積していくことです。
具体的には、以下の手順に従います。
- カウンタ
a = 0とcount = 0を初期化します。 iを 0 から文字列の長さ - 1 まで繰り返します。s[i]が "0" の場合:a = 0にリセットします(連続した「1」が途切れたため)。- それ以外の場合:
a += 1として連続カウントを増やし、count += aで合計に加算します。
- 最後に
countを返します。
仕組みの解説
このアルゴリズムが正しく動作する理由は、連続する「1」が長さ n のブロックを形成するとき、そのブロックから取り出せる「1」のみの部分文字列は n × (n+1) / 2 個になるためです。変数 a は「現在の位置で終わる部分文字列の数」を表しており、これを毎回加算することで全体の総数が自然に求まります。
計算量は時間・空間ともに効率的で、時間計算量は O(n)、追加の空間計算量は O(1) です。
実装例
以下は Python での実装コードです。
def solve(s):
a = 0
count = 0
for i in range(len(s)):
if s[i] == "0":
a = 0
else:
a += 1
count += a
return count
s = "100111"
print(solve(s))入力
"100111"
出力
7
まとめ
このように、連続する「1」の長さを追跡しながら累積加算を行うことで、線形時間で「1」のみの部分文字列の総数を効率的に求めることができます。大きな入力に対しても高速に動作するため、競技プログラミングなどでも活用できるテクニックです。
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