JavaのJComboBoxとJListの違いとは?特徴とサンプルコードで解説
Java SwingのJComboBoxはドロップダウンリストを表示するコンポーネントで、ユーザーは一度に必ず1つの項目だけを選択します。一方、JListは複数の項目(行)を一覧形式で表示し、ユーザーが複数の項目を同時に選択できる機能も備えています。
JComboBoxの主な特徴
- JComboBoxは、編集可能(editable)にも読み取り専用にも設定できます。
- ユーザーの操作を処理するには、ActionListener、ChangeListener、ItemListenerなどのインターフェースを使用します。
- getSelectedItem()メソッドを使うと、コンボボックスで選択または入力された項目を取得できます。
- setEditable()メソッドを使うと、コンボボックスのテキスト入力部分の有効/無効を切り替えられます。
- 配列やVectorからJComboBoxのインスタンスを作成できます。多くの場合、要素の操作にはComboBoxModelを使用します。
JComboBoxのサンプルコード
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class JComboBoxTest extends JFrame {
JComboBoxTest() {
setTitle("JComboBox Test");
String country[] = {"India","Aus","Singapore","England","Newzealand"};
JComboBox jcb = new JComboBox(country);
setLayout(new FlowLayout());
add(jcb);
setSize(300, 250);
setLocationRelativeTo(null);
setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
setVisible(true);
}
public static void main(String[] args) {
new JComboBoxTest();
}
}
実行結果

JListの主な特徴
- JListは、単一選択と複数選択のどちらのモードにも対応したコンポーネントです。
- JListクラス自体はスクロールバーをサポートしていません。スクロールバーを追加するには、JScrollPaneクラスをJListクラスと組み合わせて使用します。JScrollPaneがスクロールバーを自動的に管理してくれます。
- getSelectedIndex()メソッドは、最初に選択された項目のインデックスを返し、何も選択されていない場合は「-1」を返します。また、getSelectedIndexes()メソッドは、選択された各項目のインデックスを格納した配列を返します。何も選択されていない場合、この配列は空になります。
- getSelectedValue()メソッドは、最初に選択された項目を返し、何も選択されていない場合はnullを返します。
- DefaultListModelクラスは、リストモデルのシンプルな実装を提供しており、JListコントロールに表示される項目の管理に利用できます。
JListのサンプルコード
import java.awt.*;
import javax.swing.*;
public class JListTest extends JFrame {
JListTest() {
setTitle("JList Test");
DefaultListModel dlm = new DefaultListModel();
dlm.addElement("India");
dlm.addElement("Aus");
dlm.addElement("England");
dlm.addElement("Singapore");
JList list = new JList();
list.setModel(dlm);
setLayout(new FlowLayout());
add(list);
setSize(350,275);
setLocationRelativeTo(null);
setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
setVisible(true);
}
public static void main(String args[]) {
new JListTest();
}
}
実行結果

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