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LinuxでMySQLの環境変数を設定する方法【シェル別の設定手順を解説】

はじめに

LinuxでMySQLを快適に利用するには、環境変数の設定が欠かせません。本記事では、コマンドラインから一時的に環境変数を設定する方法と、シェルのスタートアップファイルを編集して恒久的に設定する方法について、シェル別に詳しく解説します。

環境変数の設定方法の基本

環境変数はコマンドプロンプトから直接設定できます。この方法では、現在実行中のコマンドプロセッサ(シェル)に対してのみ反映されます。一方、今後のセッションにも継続して反映させたい場合は、恒久的な設定を行う必要があります。

環境変数を恒久的に設定するには、シェルのスタートアップファイルに記述するか、OSが提供する設定用のインターフェースを利用します。具体的な手順については、使用しているコマンドインタプリタ(シェル)のドキュメントを参照してください。また、環境変数に値を指定する際は、そのシェル固有の構文に従う必要があります。

Unix系シェル(sh・ksh・bash・zshなど)での設定

Unixでの構文は、ユーザーが使用しているシェルによって異なります。例として、TCP/IPポート番号をMYSQL_TCP_PORT変数で指定する場合を見てみましょう。

MYSQL_TCP_PORT=3306
export MYSQL_TCP_PORT

最初のコマンドで変数に値を代入し、続く「export」コマンドでその変数をシェル環境へエクスポートします。これにより、MySQLおよびその他のプロセスからもこの値を参照できるようになります。

csh・tcshでの設定

cshやtcshの場合は、「setenv」コマンドを使ってシェル変数を環境変数として利用可能にします。以下の構文を使用します。

setenv MYSQL_TCP_PORT 3306

設定の有効期間に注意

コマンドプロンプトで実行した環境変数の設定は即座に有効になりますが、その効果はユーザーがログインしている間だけ持続します。ログアウトすると設定は失われるため、継続的に使いたい場合は必ずスタートアップファイルへの記録が必要です。

PATHへのMySQLディレクトリの追加

Unixでは、bashなら「.bashrc」「.bash_profile」、tcshなら「.tcshrc」が代表的なシェル起動ファイルです。MySQLプログラムが「/usr/local/mysql/bin」にインストールされていて、mysqlクライアントなどをパス指定なしで簡単に呼び出したい場合は、PATH環境変数にこのディレクトリを追加しましょう。

bashシェルの場合

使用しているシェルがbashであれば、以下の1行を.bashrcファイルに追記します。

PATH=${PATH}:/usr/local/mysql/bin

ただし、bashはログインシェルと非ログインシェルで読み込む起動ファイルが異なります。ログインシェルでは「.bash_profile」、非ログインの対話シェルでは「.bashrc」が主に読み込まれるため、どちらのケースでもPATHが確実に設定されるように、両方のファイルに同じ設定を追加しておくと安心です。

tcshシェルの場合

tcshの場合は、以下の行を.tcshrcファイルに追加します。

setenv PATH ${PATH}:/usr/local/mysql/bin

まとめ

環境変数の設定は、一時的に行うか恒久的に行うかで方法が異なります。コマンドラインからの設定は手軽ですが、ログアウトすると無効になる点に注意が必要です。日常的にMySQLを利用するのであれば、.bashrcや.tcshrcなどのスタートアップファイルに設定を記述し、MYSQL_TCP_PORTやPATHを恒久的に構成しておくことをおすすめします。

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