MySQLの正規表現(REGEXP)を使ってSELECTクエリでレコードを抽出する方法
MySQLの正規表現(REGEXP)を使ってSELECTクエリでレコードを抽出する方法
MySQLでは、REGEXP演算子をWHERE句と組み合わせることで、正規表現パターンに一致するレコードだけを柔軟に抽出できます。本記事では、サンプルテーブルの作成からデータ挿入、そして正規表現を活用したSELECTクエリの実行まで、具体的な手順を解説します。
1. テーブルの作成
まず、以下のコマンドでサンプル用のテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1573 -> ( -> StudentId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, -> StudentCode varchar(20) -> ); Query OK, 0 rows affected (0.63 sec)
ここでは、自動採番されるStudentIdを主キーとし、学生コードを格納するStudentCodeカラム(varchar型)を定義しています。
2. レコードの挿入
続いて、INSERTコマンドを使ってテーブルに複数のレコードを追加します。
mysql> insert into DemoTable1573(StudentCode) values('STU_774');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable1573(StudentCode) values('909_Sam');
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable1573(StudentCode) values('3_Carol_455');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable1573(StudentCode) values('David_903');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
3. 全レコードの確認
SELECT文を実行して、テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select * from DemoTable1573;
実行結果は以下のとおりです。
+-----------+-------------+ | StudentId | StudentCode | +-----------+-------------+ | 1 | STU_774 | | 2 | 909_Sam | | 3 | 3_Carol_455 | | 4 | David_903 | +-----------+-------------+ 4 rows in set (0.00 sec)
4. 正規表現を使ったSELECTクエリの実行
それでは本題です。REGEXP演算子を使って、「数字を含むStudentCode」を持つレコードを抽出するクエリは以下のようになります。
mysql> select * from DemoTable1573 where StudentCode regexp '[0-9]';
実行結果:
+-----------+-------------+ | StudentId | StudentCode | +-----------+-------------+ | 2 | 909_Sam | | 3 | 3_Carol_455 | +-----------+-------------+ 2 rows in set (0.14 sec)
結果のポイント解説
このクエリでは、パターン[0-9]が「0から9までのいずれかの数字1文字」にマッチする文字クラスとして機能します。重要なのは、REGEXPは部分一致で評価されるという点です。つまり、文字列の先頭や末尾だけでなく、途中に数字が含まれていても条件を満たします。
そのため、先頭が数字ではない「909_Sam」や「3_Carol_455」だけでなく、末尾に数字を含む「STU_774」「David_903」も本来はマッチ対象になります。逆に、英字のみの文字列は除外されます。より厳密な条件(例:先頭が数字であること)を指定したい場合は、^[0-9]のようにアンカー(^)を組み合わせるとよいでしょう。
REGEXPはRLIKEの別名でもあり、LIKE句の単純なワイルドカード(%や_)では表現できない複雑なパターンマッチングを実現できるため、ログ解析やコード形式のバリデーションなど、さまざまな場面で活用できます。
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