MySQLストアドプロシージャで2つのSELECTステートメントを実行する方法
MySQLストアドプロシージャで複数のSELECTステートメントを実行する方法
MySQLのストアドプロシージャには、複数のSELECTステートメントを含めることができます。プロシージャを呼び出すと、含まれているSELECTステートメントの結果セットが順番に返されます。ここでは、2つのSELECTステートメントを持つストアドプロシージャの作成手順を解説します。
ストアドプロシージャの作成
まず、DELIMITERコマンドで区切り文字を変更してから、ストアドプロシージャを定義します。
mysql> DELIMITER //
mysql> CREATE PROCEDURE select_statement()
-> BEGIN
-> SELECT "HI" AS `FIRST VALUE`;
-> SELECT "HELLO" AS `SECOND VALUE`;
-> END
-> //
Query OK, 0 rows affected (0.09 sec)
mysql> DELIMITER ;
この例では、「select_statement」という名前のストアドプロシージャを作成しています。BEGIN〜ENDブロックの中に2つのSELECTステートメントが記述されており、1つ目は「HI」を「FIRST VALUE」という列名で、2つ目は「HELLO」を「SECOND VALUE」という列名で返します。
なお、DELIMITERコマンドは、ステートメントの終端を示す区切り文字をセミコロン(;)から「//」へ一時的に変更するためのものです。これにより、プロシージャ本体に含まれるセミコロンがMySQLクライアントによって誤って解釈されるのを防げます。定義が完了したら、「DELIMITER ;」で元の区切り文字に戻しておきましょう。
ストアドプロシージャの呼び出し
作成したストアドプロシージャは、CALLコマンドを使用して実行できます。
mysql> CALL select_statement();
実行結果
上記のコマンドを実行すると、以下のように2つの結果セットが順番に出力されます。
+-------------+ | FIRST VALUE | +-------------+ | HI | +-------------+ 1 row in set (0.00 sec) +--------------+ | SECOND VALUE | +--------------+ | HELLO | +--------------+ 1 row in set (0.01 sec) Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)
このように、ストアドプロシージャ内に複数のSELECTステートメントを記述すると、CALLの実行時にすべての結果セットが順に表示されます。レポート生成や複数テーブルからのデータ取得など、一度の呼び出しで複数の照会結果を得たい場面で活用すると便利です。
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