MySQL:AUTO_INCREMENTの値の上書きを回避する方法(NULL・0・DEFAULTの指定)
AUTO_INCREMENTの上書きを回避する方法
MySQLでは、AUTO_INCREMENT列に値を挿入する際に NULL、0、DEFAULT のいずれかを指定することで、連番の手動上書きを回避できます。これらの値を指定すると、MySQLが自動的に次の連番を割り当ててくれるため、意図しないIDの書き換えを防ぐことができます。
テーブルの作成
まず、以下のようにテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1350
-> (
-> StudentId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
-> StudentName varchar(20)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.44 sec)
StudentId列はAUTO_INCREMENTかつPRIMARY KEYとして定義されており、自動的に連番が採番される仕組みになっています。
レコードの挿入
続いて、INSERTコマンドを使って、NULL、0、DEFAULTの3パターンでそれぞれレコードを挿入してみましょう。
mysql> insert into DemoTable1350 values(NULL,'Chris');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable1350 values(0,'Chris');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable1350 values(DEFAULT,'Chris');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)
いずれの場合も、明示的な値ではなく、AUTO_INCREMENTによって自動生成された連番がStudentIdに格納されます。
結果の確認
SELECT文ですべてのレコードを表示して確認します。
mysql> select * from DemoTable1350;
実行結果は以下のとおりです。
+-----------+-------------+
| StudentId | StudentName |
+-----------+-------------+
| 1 | Chris |
| 2 | Chris |
| 3 | Chris |
+-----------+-------------+
3 rows in set (0.00 sec)
このように、NULL・0・DEFAULTのどれを指定しても連番が正しく自動採番され(1、2、3)、AUTO_INCREMENTの値が上書きされるのを防げます。特に既存データとの整合性を保ちたい場合や、複数人での開発時に誤ったIDの登録を避けたい場合に有効なテクニックです。
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