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MySQLで特定のフィールドの値を入れ替える(スワップする)方法

MySQLで特定のフィールドの値を入れ替える方法

MySQLでは、UPDATE文とユーザー定義変数を組み合わせることで、特定のレコードの2つのカラムの値を簡単に入れ替えることができます。この記事では、実際のサンプルコードと実行結果を使って、手順をわかりやすく解説します。

1. テーブルの作成

まず、サンプル用のテーブルを作成しましょう。

mysql> create table DemoTable
(
    Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    Number1 int,
    Number2 int
);
Query OK, 0 rows affected (0.68 sec)

2. レコードの挿入

次に、INSERTコマンドを使用してテーブルにレコードを挿入します。

mysql> insert into DemoTable(Number1,Number2) values(10,30);
Query OK, 1 row affected (0.09 sec)
mysql> insert into DemoTable(Number1,Number2) values(60,50);
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable(Number1,Number2) values(110,100);
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)

3. データの確認

SELECT文を使って、テーブル内のすべてのレコードを表示します。

mysql> select *from DemoTable;

実行結果は以下のとおりです。

+----+---------+---------+
| Id | Number1 | Number2 |
+----+---------+---------+
|  1 |      10 |      30 |
|  2 |      60 |      50 |
|  3 |     110 |     100 |
+----+---------+---------+
3 rows in set (0.00 sec)

4. 値の入れ替え(スワップ)を実行する

ここからが本題です。Id=2のレコードを対象に、「Number1」と「Number2」の値を入れ替えてみましょう。

mysql> update DemoTable
    set Number1=(@temporaryVariable:=Number1),
    Number1=Number2,
    Number2=@temporaryVariable
    where Id=2;
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)
Rows matched: 1 Changed: 1 Warnings: 0

仕組みの解説

MySQLのUPDATE文は、代入が左から右へ順番に評価されるという仕様があります。そのため、単純に「SET Number1=Number2, Number2=Number1」と記述すると、Number2には入れ替え後のNumber1の値が代入されてしまい、正しくスワップできません。

そこで、ユーザー定義変数「@temporaryVariable」を活用します。まずNumber1の元の値を一時的に変数へ保存し、次にNumber1へNumber2の値を代入、最後にNumber2へ一時変数に保存しておいたNumber1の元の値を代入することで、値の入れ替えが正しく完了します。

5. 結果の確認

もう一度テーブルの内容を確認してみましょう。

mysql> select *from DemoTable;

実行結果は以下のとおりです。Id=2のレコードで、Number1とNumber2の値が正しく入れ替わっていることがわかります。

+----+---------+---------+
| Id | Number1 | Number2 |
+----+---------+---------+
|  1 |      10 |      30 |
|  2 |      50 |      60 |
|  3 |     110 |     100 |
+----+---------+---------+
3 rows in set (0.00 sec)

まとめ

MySQLで2つのカラムの値を入れ替えるには、ユーザー定義変数を利用したUPDATE文が便利です。MySQLは代入を左から順に評価する仕様のため、一時変数を介するこのテクニックを覚えておくと、実際の開発現場で役立ちます。

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