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MySQLで同じIDの行を統合し、各列の最大値を表示するクエリの書き方

同じIDを持つ複数の行を1つの行にまとめて、各列ごとの最大値を取得したい場合には、集計関数MAX()GROUP BY句を組み合わせて使用します。この記事では、実際にテーブルを作成しながら手順を詳しく解説していきます。

サンプルテーブルの作成

まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。

mysql> create table DemoTable
(
   Id int,
   Value1 int,
   Value2 int,
   Value3 int,
   Value4 int
);
Query OK, 0 rows affected (0.61 sec)

テストデータの挿入

次に、INSERT文を使ってレコードを挿入します。ここでは、同じID(100)に対して、列ごとに異なる値が分散した状態のデータを登録しています。

mysql> insert into DemoTable(Id,Value4) values(100,30);
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable(Id,Value1,Value2,Value3) values(100,20,60,40);
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable(Id,Value2,Value3,Value4) values(100,90,100,110);
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)

登録されたデータの確認

SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。

mysql> select *from DemoTable;

上記のクエリを実行すると、以下のような結果が出力されます。

+------+--------+--------+--------+--------+
| Id   | Value1 | Value2 | Value3 | Value4 |
+------+--------+--------+--------+--------+
| 100  | NULL   | NULL   | NULL   | 30     |
| 100  | 20     | 60     | 40     | NULL   |
| 100  | NULL   | 90     | 100    | 110    |
+------+--------+--------+--------+--------+
3 rows in set (0.00 sec)

このように、ID「100」のデータが3行に分かれて登録されていることが確認できます。

行を統合して最大値を表示するクエリ

それでは本題です。同じIDの行を1つにまとめ、その他の列からはそれぞれ最大の値を表示するには、以下のようにクエリを記述します。

mysql> select Id,max(Value1) as Value1,max(Value2) as Value2,max(Value3) as Value3,max(Value4) as Value4
from DemoTable
group by Id;

実行結果は以下の通りです。

+------+--------+--------+--------+--------+
| Id   | Value1 | Value2 | Value3 | Value4 |
+------+--------+--------+--------+--------+
| 100  | 20     | 90     | 100    | 110    |
+------+--------+--------+--------+--------+
1 row in set (0.00 sec)

ポイントの解説

GROUP BY Idによって、IDが同じ行がグループ化され、1行にまとめられます。そして各列にはMAX()関数を適用することで、グループ内の最大値だけが抽出されます。NULLはMAX()の集計対象として無視されるため、NULLと数値が混在している列でも正しく最大値を取得できるのが便利な点です。

同様の考え方は、MIN()(最小値)やSUM()(合計値)、AVG()(平均値)など、他の集計関数でも応用できます。データが複数の行に分かれて登録されてしまうケースの整理に、ぜひ活用してください。

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