MySQLでカンマ区切りの値リストから特定のvarchar型IDを検索する方法
FIND_IN_SET()関数を使ったIDの検索方法
カンマ区切りで保存された値のリストから特定のvarchar型IDを取得したい場合は、MySQLのFIND_IN_SET()関数を使用すると便利です。この関数は、第1引数に検索したい文字列、第2引数にカンマ区切りの文字列リストを指定し、見つかった場合にはその位置(1始まり)を返します。
実際にサンプルテーブルを作成して確認してみましょう。
1. テーブルの作成
mysql> create table DemoTable
(
Id varchar(255)
);
Query OK, 0 rows affected (0.51 sec)
2. レコードの挿入
INSERTコマンドを使って、カンマ区切りのIDリストを含むレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable values('10,100,1000');
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)
mysql> insert into DemoTable values('101,120,2');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable values('3,4,5');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
3. テーブルの内容を確認
SELECT文ですべてのレコードを表示します。
mysql> select *from DemoTable;
実行結果は以下の通りです。
+-------------+ | Id | +-------------+ | 10,100,1000 | | 101,120,2 | | 3,4,5 | +-------------+ 3 rows in set (0.00 sec)
4. 特定のIDを検索するクエリ
以下のクエリでは、Idカラム内に「2」という値が含まれているレコードを検索しています。
mysql> select *from DemoTable where find_in_set('2',Id);
実行結果は以下の通りです。
+-----------+ | Id | +-----------+ | 101,120,2 | +-----------+ 1 row in set (0.03 sec)
このように、FIND_IN_SET()を使えば「10,100,1000」のような文字列の中から、部分一致ではなくリスト要素としての完全一致でIDを検索できます。なお、LIKE句による部分一致検索では「2」が「120」や「20」の一部として誤ってマッチしてしまう可能性がありますが、FIND_IN_SET()はカンマ区切りの各要素と正確に照合するため、こうした誤検出を防げるのが大きな利点です。
ただし、大量データを扱う場合はFIND_IN_SET()がインデックスを利用できないためパフォーマンスが低下する点に注意してください。正規化されたテーブル設計が可能であれば、そちらの方が推奨されます。
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